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四本の手

3連休の初日である今日、アーユルヴェーダクリニックで、
念願の施術を受けてきた。
昨年の8月の終りにカウンセリングを受けてから約5カ月経っていた。

ハタイアーユルヴェーダクリニック

3年半前のクリニックへ通院時、施術予約していたが、
その時は東京を離れることになり、泣く泣くキャンセル。
昨年8月通院時も比較的早いタイミングで予約していたが、
いつも乱れることのない生理周期が乱れ(今は大丈夫)こちらも泣く泣くキャンセルし、3度目の正直で今回やっと施術に辿り着くことが出来た。

以前も書いたと思うが、このクリニックの存在は福岡にいる時から知っており、このクリニックでいつか施術受けたい夢を叶えることができた。
次のアーユルヴェーダの夢は、インドでのパンチャカルマ。
※パンチャカルマとは?については、リンク先を参照してください。

今回の施術内容は、アビヤンガとシロダーラ。
このメニューはアーユルヴェーダ医の指示によるものになる。

初めての施術ということで、施術前にアーユルヴェーダクリニックに
併設されている統合医療クリニックの医師による簡単な問診を受ける。

診察室にも施術をうけるフロアにも、アーユルヴェーダの神様である
「ダヌワンタリ神」が鎮座していた。

ダヌワンタリ神

ダヌンワタリ神には4本の手がある。
4本の手に持っているものとその意味については、先のリンクをご覧いただきたい。

今回の施術では2名のセラピストの方が薬草オイルで全身アビヤンガしてくださった。
施術中意識はあるけれど、どこか朦朧と心地良い波の中にいた。
頭からつま先全身くまなく薬草オイルの施術を受けながら、
セラピストの方の4本の手をとても尊く感じた。

そして、これを書きながらセラピストの4本の手と
ダヌンワタリ神の4本の手が何となく重なった。
上手く表現できないのだが、ダヌンワタリの4本の手はアーユルヴェーダ(生命の科学・哲学)の智慧を手にしている。
それと同じようにセラピストの4本の手にも、脈々と続く
アーユルヴェーダの智慧が知性となってセラピストの手に宿っているのではないか。
その智慧や知性を手を通して自分の身体に吹き込まれている感じがした。

そのせいか施術後なんだか憑き物(自分の思考の制限のようなもの)が取れ、「今までの身体の重さ=自分」ではないということを感じた。
知識として学ぶアーユルヴェーダとは違うアーユルヴェーダの教えのようなものを皮膚などの感覚器官を通じてインストールされた気がする。
あくまでも個人的な見解だが。

このような感じで、念願のアーユルヴェーダクリニックでの施術1回目を終えた。
2月の土曜日は予約がいっぱいということで、
次回は3月になるが2回目もこれから楽しみしている。
2回目の施術まで、身体の変化等を経過観察しようと思う。


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