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「死の情報誌」創刊

日本ナースオーブより、D-WELLNESS通信VOL.1を発刊しました。
初回なので私自身の想いや経験、これからの活動について書いています。

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「健やかに生きること」は「健やかに死ぬこと」を含みます。
ですが看護師の視点で見ていて、現状はそれが出来なくなってるなぁと思います。

最後まで意識があると思っている人が多いかもしれませんが、遅かれ早かれ先に意識を失います。
そうなったとき予後を他者に託すことになりますが、その役割を担うのはたいてい家族なんですね。

すると家族は、場合によっては死についてまったく知識が無い状態で大切な人の生死を決めなければならず、当然ながらそう簡単に決められることではないと思います。
ところが看護師や医師としては一刻を争う状態なので、「どうしますか?!」「今決めてください!」と家族に詰め寄ることになってしまうんですね。

こういう厳しい光景はどの病院でもあることで、珍しいことではありませんが、家族にとっても医療者にとっても辛い状況です。
なのでそれぞれに、判断するための「モノサシ」を持ってもらえたらなぁと思っています。


また、これから2040年まで最期を迎える年代が増え、病院や施設より“自宅死”が多くなっていきます。
家族が看取るか、あるいは孤独に亡くなる人も少なくないと思います。

そこにいるのは医療者ではない人です。
なのでそれぞれに、今から心構えを準備していく必要があるなぁと思い発刊し始めました。

ご希望の方はメッセージいただければ郵送します。
VOL.2は看護師の意見を掲載する予定です。




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