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ようやく僕もAIイラストに手を伸ばせた
面倒臭がりで滅多に調べものをしない僕も、ついにAIイラストに手を伸ばす時が来た。
これまでいくつか無料体験版を試してみたことはあったのだけど、どれも回数制限が厳しい印象があったし、無料版は仕上がりがいまいちでやる気が削がれてきた。
課金するにしても月額制なのがちょっと…(個人的には買い切り型の方が気が楽)
それでも前々からずっと興味はあったので、ようやく課金する覚悟を固めて重い腰を上げたのがまさに今日。
そしたらなんだ!
ちゃんと調べてみたら、無料でも優秀なサイトがあるではないか!
1.Ainova AI
はじめに見つけたのはこちら。
広告さえ見れば無制限に使えるサイト。しかも色んなタッチが選べると。
神か!と思ってしばらく遊んでみた。
こんなのができた。
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このサイトでも十分欲しい絵はできそうだ。
こんなのが無料で作れるとは思っていなかったので、かなり感動した。
しかし!!
この「Ainova AI」の運営者がオススメしていた「別のサイト」が個人的にはさらにすごかった!
2.SeaArt AI
こちらが本当にすごい!
まずは絵を見ていただこう。
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!!!
もちろんAIっぽさは残るけど、
そうそう、ひとまずこういうのが描きたかったんだよ!って感じ。
これを無料でできるのはすごすぎる。
本当に無料?と思う人もいると思うので、こちらのシステムに触れておく。
2.1. システム(軽く)
毎日ポイントが回復する仕組みになっている。
ポイントを多く使えば質の高い絵が描けるし、
逆に質の低い絵にすることでポイントを節約することも可能。
最低品質は1ポイント消費
最高品質は11ポイント消費(知らないだけで、もっとポイントをはたいて質を上げることもできるかも)
(※中間品質もある)
そしてなんと一日150ポイント回復する。(毎朝9時更新)
なので、最高品質の絵でも毎日13枚描けるし、最低品質なら150枚描ける。
最低品質(1pt)でお気に入りの構図になる指示を見つけ出してから、最高品質(11pt)で仕上げするという使い方が良さそう。
その最高品質の絵を、さらに修正したり解像度を上げる処理なんかもできる。
これらを毎日150ポイントの中でやりくりできるのだから、個人で使う分には十分すぎると言っていいだろう。
無料でここまでできるのは強すぎる。
ちなみに、先ほどの絵は
「黒髪少女、椅子に座っている、そっぽを向いている、机の上にたくさんの本、黒くて大きなヘッドホン、ノートと鉛筆、窓の外は森、木漏れ日、ネイビーの襟元の広いTシャツ、和室、落ち着いた表情、幼い顔立ち、斜め後ろからの視点、壁に絵」
このような指示だったのだけど、
これと全く同じ指示で生成されたもう一枚の絵もお見せしておこう。(毎回ランダムで変えられるし、ランダム具合も調整できる)
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こちらの構図も好きだったのだけど、指が変になってしまったから先ほどの方を採用。(うまくやれば治せる気もする。)
このように、お気に入りの構図になるまで何度も試せるのがいい。
こんなのが無料でできるようになったとは、本当にすごい時代になったもんだ。
ちなみに見出し画像は、指示は全く同じでタッチを変えたバージョンです。描いてもらう画家を変えたようなもの。贅沢だよね。
本当に無数の種類があるので、自分好みのタッチも見つかるはず。僕もまだ全然探索できていない。
楽しいのでおすすめです。
リンクを貼っておきますね。
3.つらつら雑談
僕は昔から描きたい構図はあるのに、それを描く力が足りなくて、なのに地道に努力するのも苦手だから、なかなか上達もしないまま。
なぜか風景を描くのだけは謎にうまかったけど、人物がどうしても描けない。
それでこういう風景画ばかり描いてきた。(しれっと紹介するな)
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うーん、、、自画自賛みたいになって申し訳ないけど、「味」という面ではまだ人間が勝つのかな?
AIはきれいに描けるけど、その分”量産型”になりやすい。
「AIっぽい」というだけで減点対象になる感覚はどうしてもあるよね。
だけどやはり、手軽なのは最高。
AIイラストに興味があった理由がまさにこれなのです。
構図が浮かんだ時に、それを描く技量も描き切る気力もなくて諦めていた絵が、ひとまず残せるようになったのはでかい。
例えば詩に添えたい風景が出てきた時にも気軽に載せられるようになりそうだ。(あ、そうそう。言い忘れていたけど、アニメ風じゃなくて写真風のAIももちろんできますよ。)
最後に
AIにはAIの良さがあって、
手描きには手描きの良さがあって、
AIで満足できるならAIでいいし、
AIで満足できないなら手で描けばいい。
武器がひとつ増えた感じがあって、今はとてもワクワクしています。