5歳児のアート

連日紹介している5歳児のアート活動について。

ここ最近、作品の仕上がりが天才的に成長を遂げている。
アート活動時は、常に多く語り合いっています。でも、まだまだ難しい技術のことなどは語らず、想像を掻き立てる内容のことだけを絞って楽しい口調で笑い合いながら楽しい時間にしています。
今回、何も見本となるものを見ないで本人の想像だけでサンタクロースを描きました。
その時、黒目の中に白点をしっかりと描いています。
普段から他の作者の作品からの観察力とそれに伴う表現力そうさせたと思われます。とても素晴らしいことです。
そのあたり発展的な事項などを考察しました。

5歳児のサンタクロースの絵:観察力と表現力の成長の可能性
5歳のお子さんがサンタクロースの絵を描き、黒目の中に白点をしっかりと描いているとのこと、素晴らしい観察力とそれを表現しようとする意欲を感じます。
この取り組みは、今後、様々な能力の発達に繋がる可能性を秘めています。

考えられる発展
観察力の向上
より細かい部分にも注意を払えるようになり、身の回りの事象をより深く理解できるようになると思われます。
図鑑や絵本を見る際にも、細かい部分までじっくりと観察するようになるかもしれません。

表現力の向上
色や形、線など、様々な表現方法を駆使して、自分の考えや気持ちを表現できるようになります。
絵画だけでなく、言葉や動きなど、様々な表現手段を使ってコミュニケーションをとれるようになるかもしれません。

創造性の向上
観察したものを元に、新しいものを想像したり、組み合わせたりする力が育まれます。
絵画だけでなく、物語作りや遊びなど、様々な場面で創造性を発揮できるようになると思われます。

集中力の向上
一つのことに集中して取り組む力がつき、学習にも活かされます。
長く一つのことに取り組むことができるようになり、達成感も得られると思われます。


補足
伊藤若冲が鶏の目に対し、白点を漆で描いている。

伊藤若冲が鶏の目に漆で描いた白点は、彼の作品に独特の深みと生命感を生み出す重要な要素の一つです。この白点には、単なる装飾を超えた、若冲の観察眼と表現意欲が凝縮されています。
では、なぜ白点を描くのか?
若冲は、単に鶏の外見を模写するのではなく、その生命力や魂を表現しようとしました。白点は、鶏の目の奥に光る輝きを象徴し、生命の息吹を表現しています。

リアルな表現を超えて: 白点は、写真のように正確な写実を超えた、若冲独自の表現方法です。

生命力の象徴: 鶏の目は、その個体としての生命力、そして生命全体を象徴する存在として捉えられていたのかもしれません。

神秘的な表現: 白点は、鶏の目に神秘的な魅力を与え、観る者の心を捉えます。

白点が与える効果
深みのある眼差し: 白点は、鶏の目に深みを与え、まるで魂が宿っているかのような印象を与えます。

生命感の表現: 白点は、鶏の目に生命の輝きを与え、生き生きとした姿を表現しています。

観察力の証明: 若冲は、鶏の目を細密に観察し、その特徴を捉えて白点を描くことで、卓越した観察力を示しています。

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#子ども
#大場六夫

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ロクちゃん
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