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no time to dieはQがかわいすぎた(ネタバレを含みます

公開初日に007シリーズの最新作『No Time To Die』を見てきました。全体の感想はこちらで書いております。こちらではmy love ベン・ウィショーが演じるQuartermaster Qの出演シーンに関する感想を書いていきます。

Qというか、ベン・ウィショーのために有休をとり、台風がやってきている中びしょ濡れになりながら、映画館まで向かったとか、どんだけベン・ウィショーさんが好きなのでしょう(失敗したけど、過去にはロンドンの劇場で出待ちしたことあるくらいには好きです)。

まず、Q出演シーンの感想の前に、ショックな出来事について聞いてください。かねてから僕はQのlap topとおそろいのステッカーが欲しかったので、劇場のグッズ売り場にガジェットステッカーが置いてあって、まさか!!!と思ってみたら、007のロゴのステッカーで残念な気持ちになったのですが、今、ツイートをさかのぼって007のオフィシャルネットショップを見たら、Qのlap topのステッカーを販売していたページの商品がグッズ売り場にあったステッカーと同じものに差し変わっていました(涙)なんで・・・。

ベン・ウィショー大好き人間な僕が過去に見ている作品の中でも、Qはトップを争うくらい好きな役(もちろん、争っているのはキーツ役。ブルータスも捨てがたし。)。Qは性格とか、ファッションとか髪型とか全部総合して、はぁ、かわいい・・・すき・・・尊い・・・。という気持ち。

そんなQはダニエル・クレイグボンドの3作目スカイフォールからの登場なのですが、回を追うごとに出番が増えていてもう、うれしさしかありません。特に今回は出演シーン多かった!キャリー・ジョージ・フクナガ監督、ベンの出演シーンをたくさん作ってくれてありがとうございます!!!!!!!!!

さて、本編の感想の前にまず事前のプロモーションなどの感想を。
今回は最初の、まだBond25という仮称で呼ばれていた頃のヴィジュアルから反則が過ぎていました。

レア・セドゥをはじめとする女性出演者たちよりもはるかにかわいいポーズ・・・。え、君、今回のヒロインなの?っと思わずツッコミが・・・。こんなかわいいのずるくないですか?同じ日に公開された動画も激カワだったんだけど、本編で触れたいのでその動画は後で貼りますね。

ちなみに、トレイラー公開の前日に公開されたビジュアルでは、ちゃんとQっぽい感じのビジュアルしてました(ということは、最初に公開されたビジュアルはナチュラルに素なのか???反則が過ぎるのだが・・・)。

そして何より、Qの特別トレイラー!多分これ、最初に見たのが映画館でだったんだけど(多分スターウォーズ見に行った時)、おっきいスクリーンに急に不意打ちでQ(ベン)が出てきたから、思わずうれしすぎて叫びそうになってしまったよ~~~!かわいすぎ~~!あとメガネ変えた?(タモリさんか!)そのメガネも似合ってる!かわいい!と思った

あと、プロモーションではないのですが、NHSの方々(医療従事者)に感謝を伝える動画のベンもかわいいのでぜひ見てください。


さて、以下からは壮大なネタバレを含みます。これから見ます!という方はご注意くださいませ。





『No Time To Die』のベンの最初の登場シーンはトレイラーでも公開されていたボンドとマニーペニーがQの自宅を訪ねるシーン。厳密にいうと、トレイラーのシーンの前にQが一人で夕飯の支度をしているシーン。キッチンには中華せいろが見えたので、中華を作っていたのかな?テーブルにセッティングされていたのは多分赤ワインだったと思います。Qのおうちはヴィクトリアン調で少なくとも2階建てで小さいお庭があって、そこそこ広そうなおうちでした。撮影はWaterloo駅近くの建物で行われたそう。・・・ちょっと待って!あの地価バカ高いロンドンの中心地で、こんないい家に住んでるなんて・・・。『スペクター』で住宅ローンがあるから首にはなりたくないっぽいことを言ってたけど、こんないい家、いい給料じゃないと買えないぞ!
!まあ、MI6が薄給なわけないか。ちなみに着てるセーターもMARNIだった。

このシーンのファッションについて触れたので、このままこのシーンのファッションについて話すと、Qが酒造の前掛けしてた!!!!!映画を見ていない人は何を言っているかわからねぇと思うが、僕も何が起こっているのかわからなかった。Qは日本好きなのかな!?中華作ってるしアジア好き?とにかく、かねてから酒造の前掛けほしい!と思っていたので、せっかく買うならQとおソロにしたいな~~。実際に売ってるやつかな~~。

そして、ボンドガールよりもはるかにかわいいポーズのビジュアルと同日に公開された動画でベンがQのことを“He has two feline companions. Which may or may not appear in this new film.”と言っていた通りに、Qが飼っている猫が2匹とも登場。猫あんまり詳しくない&画面が暗くてあんまりわからなかったのですが、多分スフィンクスとかそっち系っぽかった。もふもふ系ではなく、すらっとした高貴そうな猫だった。

そしてQは自宅に彼氏が来ると言っていたのですが、もともとのキャラ設定というよりは演じているベンのセクシャリティに合わせたのかな?ベンはセクシャリティを公表してからはそういう役が多いような気がします(リチャードとかヘンリクとかノーマンとか。僕は見てないけどQueersも)。

Qはおうちにボンドが来たことを隠したかったので、Qがオフィスでボンドと会うシーンでは、しどろもどろになりながら、久しぶりの再会を装うのですが、嘘下手かっ!って言いたくなるくらいかわいかったです。

さて、クライマックスに差し掛かる中、ボンドと新007が英国の軍用機に乗り込む際にもQが登場します。しかもパジャマで!最後のトレイラーに出てくる飛行機から飛行機飛ばしているシーンもよく見るとパジャマ(全然気が付かなかった)!!!!!ていうかこのパジャマなんですが、『スカイフォール』でQが最初にボンドと会ったときに、言い放つセリフ “I'll hazard I can do more damage on my laptop sitting in my pajamas before my first cup of earl grey than you can do in a year in the field.”とかけているのか?そのあと、武器やガジェットだらけの引き出しの1段に(引き出しというかもしやチェストタイプのトラベルバッグ?)ティーセットが入っているシーンもあったので、まさしく!という感じに思えました。

そういえば、Qは飛行機が苦手という設定(『スカイフォール』)じゃなかったっけ?飛行機の中で平気そうに仕事してたけど、この数年で克服したのか?

さて、ボンドと新007が敵地に向かう準備をする飛行機の中のシーンでQがボンドに腕時計型のガジェットを渡すのですが、ボンドとQと腕時計といえば『スペクター』のQのラボで時計を渡すシーンですよね。このシーンではQがボンドに“One word warning, the alarm is rather loud.”と言っていて、『No Time To Die』では、ボンドからQに「音が大きい?」みたいな質問をしていました。いろいろ細かいところで過去作の遊びを入れてきてるの好き。

最後、ボンドが死んだあと、みんなでボンドを追悼するシーンで、Qがウィスキーを誰よりも長く飲んでいて、『スカイフォール』から比べて、Qの中でボンドへの仲間意識が強くなっていたんだろうなと思いました。初登場時はボンドに生意気言って、無茶言ってたのが、スペクターではボンドから無茶ぶりされるは、武器は壊されるはでさんざんだったQですが、泣きそうな声でボンドに島から脱出するように訴えかけていたのもすごくよかった。もはやQのセリフで泣いたと言っても過言ではない。

役とか見た目のかわいさとかだけじゃなくて、引き込むような、心に訴えかけるようなベンの演技が好きです。

とりあえず、今思い出しても尊くてかわいさしかないのでもう1回くらい劇場に見に行こうかしら・・・。


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せなちゃん
英語を勉強したり、広報したり、民俗学を学んだりしています。

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