【青竹踏み、ほどほど】
ぼくは、ジッと座って仕事をしている時間が長いです。
人のカラダはそもそも、ジッと座って過ごすようには出来ていない。
「動物」である人のカラダは、動いて過ごすようにできている。
そんなわけで、意識して動く工夫をしておかないと、もともと血流の悪いぼくなどは、すぐに足元からむくみ始める。
そんなそんなわけで、このブログにも書きとめてあるように、以前、足踏みマットを購入して「青竹踏み」効果を求めるようにしています。
拙宅にお越しになられるお客様に、時折、そんな購入したイボイボのついたマットを使ってみることをすすめてみます。
それほど強い刺激があるわけではないのだけど、たくさんの突起の上にさらに小さいツブツブの突起があるので、芝生で足をこすっているような心地よさがあります。
慣れてくるとそんな「芝生のような」マットでは、物足りなくなってくる。
マットを試す人からも、そんな声をいただきます。
まあまあ、そんなに強い刺激ばかり求める必要もなく。
そもそも足の裏をたわしやタオルでゴシゴシこすって、刺激する程度のものを求めていたわけで、足の裏の骨や関節が変形するほど強烈な刺激へとエスカレートする必要はないわけです。
足裏の血流をよくして、全身の血行促進が目的なので、我慢比べするようなものへと買い換えるのは、本末転倒。
そもそも、ほどほどの刺激のもので事足りるわけです。
青竹踏みでも、マッサージでも、辛い調味料にしても、慣れてくるとドンドン強い刺激へとエスカレートしていくことがあります。
辛い調味料、ぼくも好きですが「ほどほど辛い」程度で充分。
こんな風に、物事には「程度」というものがあり、「ほどほど」というよい加減もあったりします。
「0か100か」というようなハッキリ、スッパリしたスケールばかりじゃ、負担が募るんじゃないのかな、なんて、今回の「青竹踏み」から思いついてしまったのさ。