大人達の背中 2021.5.13
恥ずかしい話を一つ。
以前、わたしの時給いくらだと思っているのかしらと事あるごとに相手にイライラしていた時期が、長いことあった。
この考え方こそが貧しさを象徴している気がするし、自身が感じるゆたかさからは程遠いと、今はそう考えている。
いくらとつければ正解なのか。1秒1秒のいのちに値段なんてつけようがない。
尊敬するゆたかな人は、自分にとって必要で大切な、人や企業、サービスや商品に惜しみなく時間やお金を使う。
だからこそ、自分の感性を熟知し、自分にとって大切にしたいと思える場所、空間に身を置き、そうした人と付き合い、そうした物に囲まれ、そうした時間を過ごして、ほがらかに機嫌よく生きるため、努力を重ねている。
当然のことながら、そうした環境の中で惜しみなく支払われるお金を素直に受け取っている。
大人になるとはそういうことだと、私の愛する大人達の背中に書いてあったので、
メモして忘れないようにしたのが、わりと最近のこと。
この背中を目にするのに40年以上と時間がかかったけれど、このメモ、何だかご機嫌に気に入っている。
いまわたしの背中には何が書いてあるんだろう、いや何も書かれていない気がする、と考え始めたら、あな恐ろしや。。
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