みっともなかったりする日常 2021.6.26
センジュ出版にはファンクラブがあり、
一昨年までは全国のメンバーとリアル食事会などイベント開催したりと何度か集まりを設けていたが、
現在はなかなか難しいため、
会員限定のライブ配信で対話を続けている。
時にはお題をいただいて、
私が続けている腸活についてやオンライン配信の機材や話し方のポイントなどをお伝えすることもある。
先日この一年の振り返りトークライブをファンクラブ限定で配信したところ、メンバーの方から私の話について、
「エッセイを読んでいるようだ」
とコメントが来て、ありがたかった。
私は自分をコンテンツ化するのが苦手、
役に立つことを人に教えるのも得意ではない。
YouTubeを見ても、clubhouseを聞いても、
そこにはコンテンツが溢れていて、
役に立つことがわんさかある。
もちろん私もそうした情報に助けられる。
でも自分は、自分の心が動くのは、
私が本を作りたくなるのは、
その人自身を知れた時。
何を感じて、何を考えて、何をして。
どんな顔して、どんな話し方で、何を食べ、何を着て、誰に投票して、何にお金を使い、誰を愛し、何を憎んで、何を祈って、何とたたかっているのか。
その人のかっこよかったり、みっともなかったりする日常が、
私にとって、いちばんのコンテンツとなる。
センジュ出版が届けられるのは、そうした物語だ。
YouTubeやclubhouseでも、そこを伝えるにはどうすればいいか、
少し考えてみようと思えた、満月の昨晩。
#今日の一冊
#森は生きている
#マルシャーク
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