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カナダ日記 2023年8月5日(土)—ようやくずんだだんごを作る
今日は朝から雷雨。大きい雷の音で目を覚ました。
激しい雨が降っているので、今日は終日家の中で過ごすことにする。この間、途中で諦めたずんだだんご作りをしようかと思う。
だんごはすでに冷凍状態でスタンバイしているので、ずんだ餡作りに着手。
まずは冷凍枝豆を茹でて解凍する。柔らかくしたいので5分ほど茹でる。茹で上がったらザルに取ってお湯をきる。
そしてここからが難関。枝豆の薄皮を一個づつ取るのである。そのままでも良いのだが、取った方が好みなので。
延々と枝豆の薄皮剥きをしていると気が狂いそうになるが、娘と交代しながらなんとか全部の皮を剥く。だんだん慣れてきて、効率的に向けるようになってくる。最後の方は熟練工になった気分。
皮剥きが終わったら、あとは潰し作業。フードプロセッサーやすり鉢などが無いので、ジップロックに入れて潰す。麺棒があれば楽なのだが、これも無いのでオリーブオイルのボトルの底面で潰す。
時々砂糖を加えながら、細かくなるまで潰して完了。さすがにオリーブオイルの底面だと豆が潰しにくい。結構大変だった。
家主さんが怪訝そうに何を作っているのか聞いてきたので(そりゃ気になるよね)、拙い英語で日本の伝統的なオヤツを作っていることを伝える。
そんなこんなでなんとかざっくり枝豆を潰し終わり、冷凍だんごを再度お湯で茹でて解凍して、出来立てのずんだをかけて食べてみる。
あー、ちょっと思ったのと違うけど、まあ美味しくなくはない…感じの出来。
解凍後のだんごがあまりモチモチしていないのと、枝豆が潰しきれてなく結構大きいカケラが残っているのがちょっとイマイチ。
家主さんにもお裾分けするが、一応誤解のないように「本当のずんだだんごはもっとおいしい」旨を伝えつつ食べてもらう。気を使ってか本当かは分からないが一応おいしいと言ってくれた。
結構大変だったのにイマイチで残念。
次はだんごにタピオカ粉でも入れたらモチモチになるだろうか?また、ずんだをうまく潰す方法も考えなくては。
なお、あまりに作るのが大変過ぎて、ずんだだんごの完成品の写真は撮り忘れてしまった…。
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これが理想のずんだ餅。