AIに最適な職業を決めてもらう未来
けんすけです。
AIが各人の最適な職業を決める、という未来はSFの世界の話です。
ただ、それが全くの夢物語かというと、近年のAI重視の風潮を見ると、そうとも言い切れないのよう思えてきます。
そういう未来を肯定するような論調もあるようで、現実的な話として考える時期にきているのかもしれません。
その人に合った職業を割り出すということ自体は、難しいプログラムではないし、今は個人のあらゆる情報がビックデータに蓄積されているようなので、実現可能な話です。
AIに決めてもらえば、自分の思い付きで決めるより、より適正に合った選択になるでしょう。
その仕事がとりわけ好きでなくとも、能力を発揮して、よい成果が出せる確率が高まります。
そのこと自体は悪いことではないのですが、「AIに任せればいい」という発想には疑問があります。
確かにAIは、人間の脳では処理しきれない膨大なデータを組み合わせ、最適解を導いてくれます。
だからと言って、人間の判断よりも確かだ、ということにはなりません。
私はSEですので、日々コンピューターを相手にしていますが、彼らは実に正確に、言われた通りのことをします。
ちょっとした勘違いがあっても、その通りに実行して、誤った結果を出してきます。
彼らは所詮、プラスとマイナスの2つの信号の組み合わせを処理する機械にすぎないのです。
膨大な情報を分析するにしても、ただひたすら、与えられた指示を繰り返しているにすぎません。
もちろん、AIの出した結果を有効活用できる場面は多くあります。
ただ、職業選択という、人生の大事を委ねてしまうことが問題なのです。
以前、自分の隠れた才能を「本」などで探すことに疑問を呈する記事を書きました。
隠れた才能は、あくまで隠れているもので、データには表れてきません。
人間の無意識世界に潜んでいるものは、まだ具体的な行動に結び付いていないので、表面的なデータには表れてきません。
あなたの未来は、この無意識世界に導かれて、本人さえ予想もしなかった方向に進んでいくかもしれません。
それが「人間の可能性」です。
AIが分析できるのは、その人の過去であり、未来を予測することはできません。
最適な職業といっても、今までの行動から分析しているにすぎず、これから花開く才能には無関係です。
人間は、人との出会い、感銘や感動、その他、データ化できない様々な要因に導かれていきます。
データを妄信すると、そういう無限の可能性を芽を摘んでしまうことにもなりかねません。
仕事は人生の大半を費やす、大事なものです。
データよりも、「この仕事をやりたい」という心の声を優先すべきです。
過去のデータ上、それが向いていないと判定されたとしても、将来どうなるかは分かりません。
その仕事で得た苦労、経験が、新たな展開に結び付くかもしれません。
データ優先で決めていいこともありますが、それが相応しくないこともある。
AIに頼るのではなく、是々非々で、うまく付き合っていきたいものです。
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