個性を浮き立たせて #旅する日本語
東京都。人が行き交う交差点。
誰もがその他大勢と似たような雰囲気。
選ぶ装いはデザインも着こなしも同じ、化粧では同じ色を使い同じ乗せ方をする。髪型だって見分けがつかない。
そんな已己巳己だと言われてしまいそうな風貌は、流行に乗せられてつくられたものの象徴。
周りと違いのない自分。
目にする誰かから特別抜きん出ることのできない個性。
"わたし"とはいったい何者なのだろう?
そう思えたところから自己が形成されていくのではないかと思う。
誰かと一緒の方が安心するなんて感情はきっとまやかしだし、一緒なことにすら気づけていないことはもっと重症だ。
周りに合わせただけの選択は誰かに流されただけの偽物で。
自分を見つけるために自身の存在を特別視し、「誰かと同じなんていやだ」と偽りを剥ぎ取っていく。
わたし自身を愛し、心まで誰かに占領されないように。
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