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南舘 千晶 作 280×410mm
“The Dragon” by Chiaki Minamidate

 赤い雷紋(四角の渦巻き)と黒い龍を合わせた作品。シンプルな構図と色彩で、見る側に強烈な印象を残します。実は、大きさとデザインをちょっと変えてみると、この組み合わせはラーメンの器にあるデザインなのです。誰もが無意識のうちに見ているものですが、大きさと配置が違うと、全く違った印象を残します。
 背景は南館さんが良く使う手漉きの耳つきの紙。色数が少ない分、この重厚な質感が作品を格調高く演出しています。右の手にしっかりと宝珠を掴み、天に向かって咆哮するかのような龍の姿。新しい年を力強いものにしてくれそうですね。

(「干支2024辰+縁起物+クリスマス」出展作品 2023.11.15~12.9 於:剪画アート&スペース http://bit.ly/hc8WTq)

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