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和紙を染める
冬と夏にギャラリーがお休みに入ると、和紙を何枚か染めます。紙を干すのにある程度の場所が必要なので、展示スペースが使える時が良いのです。一応どういう色に染めるか考えてはおくものの、作業を始めると思ってもいなかった色の効果が出ることも…。結果的には予想外の色合いに染まることも多く、それはそれで楽しみです。
今回は日野さんと宮本さんが参加。日野さんは桜をイメージした薄いピンクに和紙を染めていました。紙が乾くと染めた色は薄くなるのですが、それでも桜の色はむずかしく、少しピンクの色が強くなります。そのため、色味を変えて何枚かの紙を染めていました。宮本さんは水墨画のようにムラのある黒い色合いの和紙を作成。どちらも来年の作品展に使用予定です。
山のようにでき上がってしまう色和紙たち。全部使えるとは思えないのですが…それでも目の前に様々な色が積み上がっていくのは、なかなか楽しい光景です。
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