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月のうさぎ
戸張 禮子 作 297×210mm
“Rabbits on the Moon” by Reiko Tobari
日本では、古来から月にはウサギがいて、お餅をついていると言われています。この作品では、その月からはるか向こうの地球を眺めているウサギさんを描いています。
ここにいるウサギさんたちの様子が何となくユーモラス。鳥獣戯画を思わせる絵柄で、シンプルながら動きを感じさせてくれるのです。それぞれに微妙に動きが違っていて、ゼスチャーで語り合っているかのよう。さり気なく宇宙船が置かれていたり、それを覗き込んでいるウサギさんがいたり…そして宇宙空間に「う」の字があるのも見る側の想像を刺激してくれます。
ウサギさんたちの会話が聞こえてきそうな…なかなか味わいのある作品です。
(「干支2023卯+縁起物+クリスマス」出展作品 2022.11.16~12.3 於:剪画アート&スペース http://bit.ly/hc8WTq)
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