同僚とポッドキャストを1ヶ月やって気づいた、音声配信の魅力
こんにちは。noteでデザイナーをしている仙田です。
趣味で雑談ポッドキャストを始めて、1ヶ月が経ちました。
「いきぬき給湯室」という、同僚のかねともさんと2人でゆる〜く雑談している番組です。
僕は超がつくほどの三日坊主なんですが、このポッドキャスト配信は1ヶ月継続できてます!(自分的にかなりすごいこと)
なぜ続けられているかと聞かれると、「楽しいから」の一言に尽きるので、ポッドキャスト配信の何が楽しいかをただただ書いていきます。
ポッドキャストって何が楽しいの?続けられるの?と思われている方の参考になるかもしれません。
始めたきっかけ
以前、とある同僚のポッドキャストにゲスト出演させてもらったのですが、自分の喋りの下手さに絶望し、練習のために自分でもポッドキャストやりたいな〜〜と思っていました。
そんな時、同僚のかねともさんがslackのタイムラインで「ポッドキャストやりたい」と呟いてので、リアクション。
一緒にやる流れになったので、すぐにミーティングをセット、その週に初回の収録も行いました。
改めて、こういうのは勢いが大事ですね。
詳しい経緯や、各々がポッドキャストをやりたかった理由は初回の放送で話しています。
1.収録楽しい!
収録が楽しいです。なぜなら雑談楽しいからです。
すでに聴いてくださったの方はご存知だと思いますが、かねともさんがめっちゃ聞き上手なんです。あの人との会話にはヒーリング効果あると思います。
なのでシンプルにおしゃべり楽しい〜という気持ちで毎回収録しています。
やっぱり収録が楽しくないとポッドキャスト配信続けるのは結構大変なのでは?と素人なりに思ったりしています。
また、「音声配信のはじめかた勉強会」で、ドングリfmの鳴海さんが「配信を複数人でやるなら、環境の違う人、価値観の違う人とやると面白い」と言っていました。
僕とかねともさん職場は同じですが、年齢も職種も生活スタイルも全く違います。
たまに飲み会で話すことはあっても普段頻繁にコミュニケーションは取れないので、いつも新鮮な気持ちで自然とオープンな話題で話せてると思います。
また、お互いポッドキャストをやる目的が「たくさん聴かれたい」より「自分たちがただ話したい」なのがよかったかもしれません。
テーマは収録前になんとなく決めますが、台本はなし。
聞き手を意識しすぎず、会話が脱線してそのまま話しています。
ちなみに、収録は週に1度、朝9時〜10時で固定してます。(一回で2本〜3本分録る)でも毎回どちらかが遅刻してくるので、ある程度ゆるくやるのも継続の秘訣かもしれません。
■余談:収録時のテクニカルなコツ
録音のコツは、音声は2人別々で録る(ダブルエンダー方式)こと。音質も良くなるし、あとから被った部分を個別に消したりと編集がしやすくなります。(zoomミーティング、実は個別に録音できます)
もう1つ、2人ともマイクはMacbookの内蔵マイクを使っています。Airpodsのマイクより、Macの内臓マイクに切り替えた方が音質が全然いいです。(ちゃんとしたマイクがあるなら別ですが)
2.編集楽しい!
録音の編集がまず楽しいです。
会話の不要な部分を切ったり、テンポよく聴けるように間を切ったりしています。
単純作業の繰り返しなんですが、切った音を違和感なく繋げられたり、わかりやすい繋げ方ができるとパズルのピースがハマったみたいで気持ちいいです。
そのせいか編集作業はびっくりするくらい集中できます。初回は2時間くらいぶっ続けで編集していました。
編み物とか永遠にできるタイプの人は好きかも。
ただ、忙しい時はそんなに編集しないで出すことも。あまり編集しなくてもなんとかなるのがいいところ。
音声は文章より(こだわらなければ)生み出すコストが低いはず。
あとは、「こうしたら本格的になるな、本物のラジオっぽくなるな」と工夫するのが楽しいです。
例えばオープニング用に3秒くらいのジングルを作ったり。フリーのジングル音源と、「いきぬき給湯室」という僕らのタイトルコールを合わせて作りました。
第4回からついています。↓
■余談:ジングル制作秘話
実は1回目の配信からオープニングジングルをつけようとしていました。
テーマが給湯室なので、自販機で飲み物を買う音をジングルにしよう!と思い立ち、1回目の収録直後に近所の自販機の音を録りに行きました(フリー音源ではなく、自分で録った音を使いたかった)↓
(いつかネタになると思ってカメラ回してた)
ボタンを押した時にピッ!って音が鳴る、道路に直接面してない、人通りが少ない自販機を探すのが地味に大変でした。
結局自販機の音がしっくりこなくてボツになり、今のジングルができたのですが、色々試行錯誤するのが楽しいです!
今のジングル制作の裏側は配信で話す予定です。ボツ音源も公開するのでお楽しみに。
しかし、いつかはゆとたわみたいなイケてるジングルつけたいなぁ〜〜〜!
なんて今でも妄想しています。妄想している時間が実は一番楽しかったり。
3.運用楽しい!
各種アカウントをセットアップしたり、カバー画像をゼロから作ったり、色々自動化するのも楽しいです!
趣味なので、自分達がやりたいように自由にできるのがいいですね。
僕らはAnchor(アンカー)でポッドキャスト配信をしています。アカウント作って、名前や概要文を決めたり。
アナリティクスも見てみたり。(特に分析や改善はしませんが)
カバーアートを作ったり。
ちなみにカバーアートは、わざわざ自作しなくてもanchor内で簡単に作れるみたい。すごい。
Twitterアカウント作って更新をお知らせしたり。
Googleフォームでお便り募集フォーム作ったり。(お便りお待ちしています!)
お便りが届くと自動でSlackに流れるようにしたり。(まだテスト送信しか届いていません。お便りお待ちしています!)
※2022/3/21追記 こちらの記事公開、お便りが届きました!万歳!
初のお便り回はこちら!
他にも色々自動化したりしているんですが、作業が全然苦じゃありません。
「うおお本格的なポッドキャストっぽい〜〜!」と浮かれながらセットアップしてます。
■余談:番組名が決まるまでの裏話。
第2回でタイトルを決めるためにアイデアを出し合ったのですが、結局時間内に決まらず。結局チャットでたくさんのアイデア出しました。
この番組名良くない!?と思っても、すでに誰かに使われていることもしばしば。世のポッドキャスターはどうやって番組名を決めているんだ!?と思うくらい苦労しました。
迷走した結果、「いきぬき給湯室」という発音も省略もしにくい名前になりました。
4.お喋りスキル向上する!?
毎回音声を編集するたびに、自分のお喋りの反省点が見えてきます。
例えば…
自分の話ばっかりしてるよ…今かねともさんにも振った方が絶対面白かったのに…
ちゃんとかねともさんは丁寧に相槌してくれるなぁ、自分は無視しまくってるじゃん…最低かよ…
「そうですね」「なるほど」ばっかりで自分の考えを話してないなぁ…そこ伝えた方が話が広がったよ…
自己嫌悪に陥りながらも、次回に生かせるように記録しています。
今は「仙田あんまり面白くねえな、会話ヘタクソだな」と思われるかもしれませんが、学びを蓄積していけばこれからお喋りスキルが上達するかもしれません。暖かい耳で聴いてやってください。
そんな感じで早くもポッドキャストが生活の一部になっている感覚です。
週一の収録、休日や隙間時間で編集作業という感じ。
これからも更新続けていくぞーーー!
最後になりましたが、そんなせんだとかねともさんでお送りする雑談ポッドキャスト、「いきぬき給湯室」よければぜひきいてみてください。
おまけ:始めるときに参考にしたサイト
ポッドキャストを始めるときに参考にしたサイトや動画をまとめて貼っておきます。
■ポッドキャストの始め方大枠
noteの「#音声配信のはじめかた」勉強会。
始め方だけではなく続け方や、音声配信がキテる理由とかも教えてくれます。テクニカルな面だけではなく、心持ち面についても教えてくれるので助かる。
動画はちょっと…という方は、当日のスライドも公開されているぞ。
後半有料ですが、こちらの記事は機材や編集ソフト選びについても書かれています。
■収録のコツ
zoomで別々に音声を録音する方法。これは便利。
■編集ソフトの選び方
僕はAdobe Audition(有料)を使っています。macユーザーならGarageBandでもいいかもですし、無料ソフトで十分感。
■Ankerのセットアップ
アカウントさえ作れば、オンボーディングが丁寧なのでそのままセットアップできると思います(全部英語)。音声データのアップロートは後回しでも大丈夫なので、さくっとアカウントだけも作れます
■カバーアートを作るときのコツ
Anchorのブログ。ちゃんと日本語です。
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