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いよいよなタイミングの気がして「ポータブル電源」を購入しました
今年の元旦に起きた「能登半島地震」、4月に起きた豊後水道を震源とする地震、さらには先日の宮崎県の日向灘を震源とする地震…。今年も大きな地震が起きています。
宮崎県の地震のあとには「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)が初めて発表されましたよね。
これらの大きな地震以外にも、昨年辺りから日本のあちこちで震度3程度の地震が頻発していますよね。
これは「首都直下型地震」が近々に起きる可能性もゼロではないな…と、防災グッズ関係を少しずつ充実させながら、”いつか来るその日”に向けての準備を自分なりにはしてきているつもりです。もっとも、これらを使わないことが一番いいんですが…。
★さまざまな防災グッズや非常食が入った、防災ローラーバッグ(いざという時にはウォーターバッグにもなる)
★一人ひとり背負える、100均で買いそろえた基本的な防災グッズの入ったリュック
★簡易トイレセット
★10年保存水
★7年間保存食3日分セット
★折りたためるソーラー充電できるランタン
★手回し&電池も使える多機能防災ラジオ(ワンセグ視聴も可)
あとはスマホの充電や家電を使用できるよう「ポータブル電源」を買えば、とりあえず家で避難するにしても、避難場所で避難するにしても、一通りの準備としては大丈夫かな?という感じなんですが…実際にはどうなんでしょう。
ここ数日「防災の日(今日9月1日)」が近いこともあり、テレビの通販番組でも「ポータブル電源」が紹介される機会が多かったんですが、一昨日なぜか「今日買おう!」と突然思い立って購入しました。
かなりの優柔不断人間なので、これまでも「買おう買おう」と思いながらいろいろ調べて調べすぎて結局買わずにきました。
一昨日はなぜか迷わず決断したんですよね…。私の中途半端な霊感がそうさせたとしか思えないので、ちょっと怖い自分がいたりします。もしや!?まさか!?
購入したのはごくごく一般的な通販で扱われている、お値段もどこもほぼ変わらない「メガパワーステーション ソーラーパネルセット」です。皆さんもすでに同じ商品をお持ちの方もいらっしゃるのでは…と!今日届きました。
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実際に持ってみると非常に軽いので、避難するにしてもこれなら持ち運びにも便利だと実感しました。
この商品を紹介していた防災士の方が「防災用だからとしまい込まずに、普段から使ってほしい」とおっしゃっていました。なのでいざという時のためにも、普段から充電してまめに使用していこうと思っています。
今回の台風10号の影響も日本中で計り知れないものがありましたよね。今日もまだその影響は続いています。東京都内だけみても、渋谷の宮益坂の木が倒れたとか、世田谷の用賀で冠水して246が水没とか!川の氾濫危険情報とか…。 自然の猛威の前に人は本当に無力です。
今朝観た『24時間テレビ』の中で、『オモウマい店』に以前取り上げられた石川県能登町にある行列のできるお寿司屋さん「津久司」の仲良し親子が出演されていました。
あれから半年以上も経っているのに、お店の周りにはまだまだ瓦礫の山が。お店前の道路にも亀裂が入ったままで、お店は再開できていないそうです。ご自宅も家の中がめちゃくちゃで手つかずのまま、自宅近くの親戚のお家で寝泊まりしているとか。
息子さんはお父さんに似てとびきり明るい子なのにも関わらず、地震のことがかなりのトラウマになっている様子でした。少しの振動でも、あの瞬間の恐怖を思い出してしまうそうです。そりゃ、そうですよね…。
正直もう少しは復興が進んでいるのかと思っていたら、全然そうではない現実を目の当たりにして驚きました。報道されない限り、こうして被災地の現状を見る機会もすっかり減ってしまいましたよね。
今は、週末にはさまざまな場所に出向いて”出張寿司屋”を開いている店主の方。前向きで明るい親子の姿に、こちらが逆に元気をもらえた感じでした。
店主の方は「もう大丈夫なんでしょ?」とよく言われるけれど、現実はそうではないのでその事実を広く世の中に知らせてほしいとおっしゃっていました。その言葉が胸にズシンと響きました。
地震大国の日本に暮らしている限り、いつなんどき”その日”が来るかは分かりません。できる限りの準備はしつつ、乗り越えていくためのたくましい精神力も同時に身につけていかなければと痛感しています。