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″前向き”そうに見えて実は”後ろ向き”という人、意外にたくさんいるのではないでしょうか?~松岡修造の言葉より~

いつもより早い時間からのスタートでたまたま観た『帰れマンデー見っけ隊!!』。ゲストの一人が松岡修造で、相変わらずの熱血ぶりで番組を盛り上げて(出演者たちを疲れさせて?(笑))いました。

『世界水泳福岡2023』のメインキャスターとして毎日奮闘している松岡修造。というか、どのスポーツの大会でも常に全身全霊で選手たちに向き合っている彼の熱さ(暑苦しさ)、私は嫌いじゃありません。むしろ元気をもらえているところもあります。

確かにちょっとうるさくてウザいと思われがちなのかもしれませんが、彼の言葉に励まされ勇気付けられた人はたくさんいると思います。あれだけ突き抜けられる人はそうそういないと思うし、ある意味”才能”だと感じています。

その松岡修造が番組中言った言葉に、出演者たちも私も驚きました。

「どちらかというと僕、性格的に前向きじゃないんですよ。”ド”がつく後ろ向きなんです」

「日めくりカレンダー」のポジティブな言葉も自分に対して言っているらしいし、”前向き”になるトレーニングをしてきたとも言っていました。

〈へーっ。松岡修造よ、お前もか!〉

私自身、世を忍ぶ仮の姿としては「前向き人間」に見られがちだと思います。普段は一生懸命そういう風に装っているから当然と言えば当然なんですが…。でも、本当の姿は松岡修造同様「”ド”がつく後ろ向き人間」なので、今の世の中生きていくのはなかなかに疲れます。たまに大きく深呼吸して、気持ちを落ち着かせています。

〈はー、またこんな辛いことがあったよー。どうしたらいいんだろう?〉
〈えーっ?そんなの聞いてないよー。もう無理だよー。〉
〈どうせ私なんて…〉

頭の中の吹き出しはこんな言葉たちで溢れかえっています。

自分以外の人たちには「大丈夫だよ。○○ちゃん頑張ってるんだから、絶体に何とかなるよ!」とか、かなり”前向き”な言葉を投げかけることができるのに、こと自分に対してとなると、ポジティブ・シンキングできない自分がいるんですよね…。

でも、松岡修造とか私みたいな人間は、意外にたくさんいるような気もします。

っていうか、常に”前向き”に生きられる人間ってこの世に存在するんでしょうかね?うーん、会ってみたい。そういう人に…

まぁでも松岡修造もそうですが、誰かに対して”前向き”になれる言葉を言ってあげることによって、自分自信も奮い立たせていることになりますよね。きっと。

人間ここまで生きてくると、基本的な考え方はこれから先大きく変わることはないと思われます。なので”後ろ向き”な自分を認めてあげつつ、誰かに対しての”前向き”な言葉を借りながら日々コツコツとメンタル・トレーニングを積み重ねていこうと思っています。

心と体はトレーニングしても結果の出方は異なるものですよね。でもわずか2ヶ月ほどで別人に生まれ変わったカーリングの藤澤五月選手のバキバキの体を見て、人間鍛えればいつか″強靭な心″も手に入れられる可能性もあるかも?と淡い期待を抱いてしまいました(笑)。

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