ドラマ『何曜日に生まれたの』は”野島ワールド”に新しい虹がかけられたような、そんな記憶に残る名作でした
野島伸司のドラマは、これまでほぼ観てきていると思います。『高校教師』以降の野島作品は過激な内容も多く、今のコンプライアンスなら作れなかったかもしれないドラマばかりのような…。
今回の『何曜日に生まれたの』は、「コロナ禍の特殊な世界で行動規制をかけられた若者たちに寄り添ってみたいと思った」という野島氏の言葉通りの作品になっていたと思います。
初回は飯豊まりえ演じる10年間”コモリビト”だった暗いすいの印象が強く、どんな展開になっていくのかまったく想像がつきませんでした。