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心惹かれた映画の感想

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これまでに観たさまざまな映画のエッセイをまとめてみました。
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記事一覧

映画『ラストマイル』はエンタメながらも、心に強烈な"痛み"を残してくれた凄い作品で…

ようやく観てきました!映画『ラストマイル』。2時間9分あっという間で、観終わってからラスト…

章音
1か月前
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映画『あんのこと』につきつけられた永遠のクエスチョン

上映されている映画館が限られていて、上映時間が自分の仕事のスケジュールとはなかなかかみ合…

章音
1か月前
82

映画『ディア・ファミリー』が実話であることこそ、まさに奇跡!

「何事もあきらめない」そういう精神の持ち主は、この世にごまんといると思います。私自身も、…

章音
3か月前
64

劇場版『おいハンサム!!』は、ささやかな日常と家族をより愛おしく感じられる名作でし…

ドラマ『おいハンサム!!』。シーズン1&2どちらも楽しんで観ていたこと、そして私の"おいハンサ…

章音
4か月前
52

映画『余命10年』は、″お涙頂戴モノ″とは一線を画す心に残る良作でした

公開当時、ヒットしていた記憶がある映画『余命10年』。この手の、主人公の命が区切られている…

章音
6か月前
48

映画『湯道』はいろんな角度から楽しめる、味わい深い作品です!

チャンネルNECOで放送された映画『湯道』を観てみました。 生田斗真演じる建築家・三浦史朗と…

章音
6か月前
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人は生きるために心も身体も潤いが必要~映画『渇水』レビュー~

映画『渇水』は、夫が観たがっていたのでAmazon Primeで一緒に観ました。 若かりし頃、立ち上げた会社の経営が上手くいかなかった時期に実際に水道を停められた苦い経験があったらしく…。 「水道停止の通知」は来ていたものの忙しさにうっかり忘れてしまい、ある日突然停められてしまったそうです。すぐに滞納金を支払いに行って事なきを得たようですが…。 水道の蛇口をひねっても水が出ない…その状況を想像するだけで恐ろしくすらあります。水は人間が生きるための”最後の砦”だと思うので

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は、鹿野氏の生き様から学ぶことがたく…

もう一度久しぶりに観たくて、ずいぶん前に録画したままになっていた映画『こんな夜更けにバナ…

章音
7か月前
84

ただひたすら魂が熱く揺さぶられた映画『BLUE GIANT』

「ブルージャイアント」とは、温度が高すぎて赤を通り越して青く輝く巨星のこと。そして、世界…

章音
7か月前
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映画『カラオケ行こ!』。ヤクザと中学生の愛すべき絆と友情に心地よい感動を覚えまし…

おそらくギリギリのタイミングで、映画『カラオケ行こ!』をようやく劇場に観に行けました! …

章音
8か月前
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深い深い”親子愛”を魅せてくれて「ありがとがんした」~映画『銀河鉄道の父』~

宮沢賢治作品は子どもの頃に読んで以来、その唯一無二の世界観に魅了されてきました。大人にな…

章音
9か月前
52

映画『PERFECT DAYS』はすべての欲をそぎ落とした先に見える人間の幸せを描いた見事な…

観終わってからすぐに、頭の中でその余韻と共にあれこれと考えてしまいたくなった映画『PERFEC…

章音
10か月前
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ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』は、あの時のあの感動が…

先日テレビで放送された、ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』を観ま…

章音
10か月前
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俄然観たくなってしまった映画『アナログ』

昨日から公開された映画『アナログ』。先日『ミステリと言う勿れ』を観に行った時「予告動画」が流れていましたが、「ニノと波瑠のラブストーリー?」正直二人の並ぶ姿を観てもどこかピンとこないところがあったんですよね。 でもビートたけしが書いた初めての恋愛小説が原作と知ってから、俄然観たくなってしまいました。 今年たけしが「カンヌ国際映画祭」のときに、18歳年下の奥様と手をつないで歩く姿を見て「純粋に今の奥様を愛しているんだなー」となんだか強く感じたんですよね。たけしの覚悟というか