見出し画像

10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ「相手とのちょうどいい距離感って?」【イベントレポ】

「10代・20代女子のためのちょっと生きやすくなるカフェ」は、同世代の女の子が集まって、レクチャーを聞いたり、おしゃべりしたりしながら、“自分を大切にすること”を考える場。
今回のテーマは「自分を守り、相手も傷つけない境界線の引き方」。

講師は、女性のためのとまり木・リカバリートレーニングセンター「しおり」 施設長の小川真美さん。生きづらさを感じている女性が、自信を持って自分の人生を生きられるようサポートしています。

小川さんの資料から

境界線って?

  • ちょうどいい距離感には、「ちゃんとした境界線」が不可欠。境界線は自分を守る透明バリアのようなもの。透明バリアがないと傷つけられたり、傷つけたりしやすいが、意識できるとお互いに安全で心地よい距離感がとれる

  • 幼少期に適切な距離感で接してくれる大人が近くにいれば、境界線は自然と身につく。育った環境によるので、境界線がわからないことはあなたのせいではない。トレーニングしていくと境界線は少しずつ身につく

  • 境界線にはたくさんの種類がある。身体・性や気持ちのほかにも、時間(例:連絡なしにいつも遅刻する)、お金(例:使い方を勝手に決める)など

境界線を破る言葉

  • 「あなたのために言っている」…意見の押し付け。その人が気持ちよくなるために言っている

  • 「言う通りにしておけばよかったのに」…原因をあなたのせいにしたい人が言っている

カフェのような雰囲気で♪

レクチャーの合間には、日頃の出来事やその時の感情を振り返って参加者同士で話したり、小川さんに質問をしたりする時間も。
席替えをしながらいろいろな人と話したことで、同じ出来事に対して生まれる感情や心地よい距離感は一人ひとり違うことが体感できたようです。

参加者の声

  • 距離感のバランスに悩んでいたので、いろいろ学ぶことができた

  • 境界線を知ったことが、これからの人生や人間関係で役に立ちそう

  • 参加者同士で話す時間が多くて楽しかった

「“ちょうどいい”距離感を持つためには、境界線の課題や自分の気持ちに気づくことから始めてほしい」と小川さん。
あなたはちょうどいい距離感で過ごせていますか?

#人付き合い #人間関係の悩み #距離感 #境界線を引く #繊細さん #ジェンダー #みんなで考える #ジェンダー不平等