6歳と3歳の2児のママエンジニアの私が千に転職してきた理由
(2019/01/09 ウォンテッドリー公開記事)
はじめまして。千株式会社 ものづくり部のエンジニアの三枝です。私は千株式会社に転職してきて、まだ数ヶ月です。今回は転職したばかりの私から見た、千の魅力について紹介させていただきます。
私には今、6歳と3歳の子供がいます。夫は印刷業界で働いていて、早く帰って来るのが難しいDTPオペレーターの仕事をしています。なので、平日はほぼワンオペ育児な状況です。
小さな子供を2人も子育てしていて、このタイミングで転職なんて思い切ったね、と言われることもあります。でも、今のタイミングだから転職することを決め、千株式会社を選んだんです。
エンジニアを離れ、喫茶店に勤めていた時期の話
社会人になって、ほぼエンジニアとして勤めてきて、千株式会社が5社目になります。実は一時期、エンジニアとして働くのに疲れ、喫茶店で働いていた時期もあります。喫茶店で働いたのは、それまでの自分が一番やらなさそうな仕事をしてみたくて、接客業を選びました。
それで、たまたま求人を見つけた喫茶店の面接に行ったら、ハンドドリップで淹れてくれたコーヒーを出してくれて。そのコーヒーがすごく美味しかったんですよ。今でもその喫茶店にはよく遊びにいっています。
喫茶店で1年半ほど働いていると、またエンジニアに戻りたいと思えるようになりました。接客業も楽しかったんですが、喫茶店での仕事中に「次はWeb業界でこんなことをやってみたい」などと自然と考えてしまうようになりました。
それで「もう一度、Web業界に戻ってみるか」と。ダメだったら、また別のことをやればいいや、と軽い気持ちでまたWeb業界に戻ることにしたんです。
小さな子供が2人いて、なぜ転職することにしたのか
エンジニアに復帰した3社目の会社はゲーム関係の会社でした。非常にいい雰囲気の会社で、一緒に働いていた同僚も今も仲良くしているくらい恵まれた環境でした。ずっとここで働きたいと思える環境だったんですが、業績が傾き、別のゲーム会社に転職することになりました。
千の前にいた4社目の会社は、新しいことにどんどん取り組む社風で、いろいろなサービスに触れられる環境がそろっていました。ゲームの開発や保守に関わるうちに、新しい技術を学ぶこともできました。そんな恵まれた環境をなぜ辞めることにしたのか、理由は2つあります。
1つは、それまで小規模な組織で働いていたので、会社がどんどん成長するうちに顔と名前が一致しないほど人が増えてしまったこと。エンジニアの出入りが多い会社だったので、ある日知らない人が近くの席に座っていた、なんてことが頻繁にありました。そういう環境が気にならない人もいると思います。私はみんな顔と名前が一致する、こじんまりとしたチームで働きたいタイプなんです。
2つ目は子供が来年、小学校に上がるタイミングで、学童保育のことを考えなければいけなかったから。前の会社は夜遅くまで働かなければいけない会社ではなかったんですが、子育てがしやすい環境とまでは言えませんでした。小学校1年生になると15時には子供が家に帰ってきますし、子育てと仕事を両立できる会社をこのタイミングで探してみようと思ったんです。
千株式会社で私が働くことを決めた理由
最初はフリーランスで働く選択肢も考えました。今も、フリーランスでの仕事には興味はあります(笑)。しかし、フリーランスだと仕事を探すための営業活動や、年末調整などエンジニア以外の作業もやらなければいけません。プログラムの仕事に集中できる正社員の方が自分には向いているんじゃないか、と思い転職活動をスタートしました。
そんなときに転職サイトで千に出会いました。子供関連のサービスを提供している会社だったので興味を惹かれ、面接を受けることにしたんです。話を聞いてみたら、私が転職の条件にしていた在宅ワークがOKな制度があり、副業を認めてくれる会社でした。
会社全体では200名を超える社員がいますが、エンジニアの部署(ものづくり部)は私好みのこじんまりとした組織で、ものづくり部だけが独立したオフィスになっています。入社してから知ったんですが、子育て中の社員向けのキッズ在宅やキッズデイ休暇もありますし、子育て中のパパママには嬉しい制度が整っている会社でした。
ものづくり部に入社するエンジニアは、入社時にキーボードとマウスを予算内で好みのモノが選べたり、椅子も座り心地がいいシルフィーが支給されたりと、エンジニア視点でものづくり部だけに導入されている制度があるのもポイントです。
仕事と育児の両立のために私が心がけていること
とはいえ、いつまでもワンオペ育児だと大変です。2人目が生まれて、夫のサポートがないとやっていけないくらい体力が追い付かなくなったんですよ。食事も2倍、洗濯物も2倍、子供が2人家を走り回って大騒ぎもする。子供を寝かしつけながら私も疲れて寝てしてしまうこともよくあります。本を読んだりゆっくりしたりする余裕なんてありません。
夫の帰りが遅いのは今の職場にいる限りは仕方がないので、朝だけは子供の世話を任せるようにしています。朝の子供の着替えや食事などは夫に担当してもらって、私が体調が悪くなっても大丈夫なよう、子育てに少しずつ慣れてもらっています。仕事、仕事で子供の成長に向き合えないのはもったいないので、朝だけでも子供と接する時間があるのは夫にとってもいい機会だと思います。
こんな感じで、仕事と家庭のバランスが取れているとまでは言えない私ですが、慌ただしく子育てしながら、エンジニアとして働き続けることができる今の環境はとても気に入っています。社員が働きやすい制度を千が整えはじめたのは最近のようで、まだまだ改善点はあると思います。ただ、声を上げれば改善してもらえる環境なので、これから子育てをする方、子育て中の方にはおすすめできる会社だと思いますよ。
(2019/01/09公開記事)