凪良ゆうさんにサインしていただきました!
こんにちは。瀬名那奈世です。タイトルにもある通り、実は昨日、作家の凪良ゆうさんにサインをしていただきました。
場所は神保町、『ほんまる』という本屋さん。いわゆる『シェア型書店』(本棚ごとに棚主さんがいて、それぞれがおすすめの本や自分で作った本などを販売する形態の書店)で、東京メトロ半蔵門線・神保町駅から徒歩二分、さくら通り沿いにあるお店です。
昨日は棚主さん向けに、凪良さんと今村翔吾さんのトークショーがあったらしく、夕方から十八時くらいまでお店にいらっしゃるというポストを凪良さんのXで拝見しまして、昼過ぎ頃いそいそと布団を抜け出して『ほんまる』に向かった次第でした(最近猛烈に眠くて、昨日の午後もギリギリまでベッドでくたばっていた瀬名です……)。
なにせ予約もしてないし、そもそも自分は起きた時点で予定の電車を二本くらい逃していて(寝過ごした)、本当にいらっしゃるのか? あの凪良さんが?? こんな寝坊するような人間が(100%自分が悪い)夕方からふらっと会えてしまっていいのか??? と半信半疑だったんですが、ちゃんといらっしゃいました。優しい笑顔でレジ台の後ろに立ってらっしゃいました。
『ほんまる』の店内は暖かいオレンジ色の照明が灯っていて、木製の背の高い本棚も同じ色に染まっていて、薄暗くなり始めた外とのコントラストにもほっこり。
「うわあ、本当に凪良さんだあ」とドキドキしながら凪良さんの著作を探すこと数分、ところがどっこい、全く見つけられず、少し焦りました。結局、混雑しているレジ横にあったらしく、声をかけたら店員さんが親切に持ってきてくれました。ありがたい。
以前から気になっていた『すみれ荘ファミリア』と『神さまのビオトープ』を手に取って会計列に並び、そんなに待つこともなく書籍代を払ってサインをいただきました。
その際、以前読んだ『わたしの美しい庭』が好きだったのでそうお伝えし、「BLも好きで」とお声がけして、少し会話。ちゃんとお話しできて(幻じゃなくて、)じわじわと感動しながらお店を出ました。
きらきらのサインににやけながら帰路に着きつつ、せっかく二冊買ったのに、どちらも自分の本名でサインをいただいてしまって、もったいなかったなと少し後悔しました。本当は、ペンネームの方でも書いていただこうかと滅茶苦茶迷っていたんですが、妙に恥ずかしくてやめちゃったんです。
BLと一般文芸の両方で活躍されている凪良さんは、憧れの作家さん。以前、『monokaki』のインタビューでおっしゃっていた、「『世界との折り合いが悪い人たち』がメインとして据えられていることが多い」という言葉も印象に残っていて、ステキだなあとずっと思っていました。
なので、ペンネーム宛てのサインは、いつか作家デビューして、お仕事の場でお会いした時にいただこうと、電車の中で勝手に決意。最近あまり自分の文章に納得できなくて、今書いてるBLの初稿も行き詰まっていて、モチベーションが低下気味だったんですが、腐らず投げ出さず地道に頑張ろうと思います。
やる気と元気をいただいた午後でした。
ちなみに、『すみれ荘ファミリア』は帰ってすぐに読み始めて、今日の午前中に読了。面白かったので一気に読みました。
また感想も書こうと思います。
(2024.8.18 瀬名那奈世)
※『monokaki』の凪良ゆうさんのインタビューはこちら↓
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