【思い出】英語の先生
今日は忘れられない先生の話。
大学院での研究結果を社会人1年目の年に国際会議で発表する機会がありました。国際会議ですから発表言語は英語です。
英語がそれほど上手ではない私は、少しでも英語に慣れておこうと友人に英語の先生を紹介してもらいました。
紹介してもらった先生はアメリカ人のショーン。多分同い年ぐらい。マンツーマンで発音を主に教えてもらいました。報酬は"夕食をごちそうすること"だったので、場所はレストラン。週1回で1か月間教えてもらいました。
忘れない瞬間はレッスン1回目。
レッスンは先生と食事しながら進めるカジュアルなスタイル。そのため最初にお料理を注文します。ショーン先生は日本に住んでいるだけあって日本語も上手。さっと注文をはじめます。
ソーセージの盛り合わせと・・・コーラーと・・・Clam chowder!
急にクラムチャウダーだけ英語になりました。めちゃくちゃ綺麗な発音で。
Clam Chowder!
あまりに発音が綺麗すぎて口からよだれが溢れ出しました。なんだろ、料理ってその生まれた国の綺麗な発音と共に提供されると、美味しさがグッと増すことに初めて気づきました。食べてないのによだれが出るんだもん。言葉ってすごい。
普通に生きていたら絶対に気づけなかった。ありがとうショーン。多分一生忘れない。
ちなみに国際会議はショーンのおかげで無事に終わりました。
この記事が参加している募集
よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは庭にスケートボードパークを作るための費用にさせていただきます!