【詩】もしもの話
もしも
「ことば」を話すことができたら
何ができるのかな
もしも
「ことば」を話すことができたら
何が言いたいのかわかるのかな
もしも
「ことば」を話すことができたら
この気持ちを伝えることができるのかな
もしも
「ことば」を話すことができたら
もっと笑顔が見れるのかな
もしも
「ことば」を話すことができたら
世界が少し変わって見えるのかな
もしも
もしも
もしもの話
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その人にとっての「ことば」とは何か。
声、文字、手、音。
はたまた同じ生き物でも種族が違ったり、国が違ったり。
ほんの少し何かが違うだけで、伝えられることも伝えられなくなる。
この詩の主人公は人間かそれとも動物か。
もしかしたら植物かもしれない。
空に浮かぶ雲かもしれない。
それが“何なのか”、“誰なのか”を想像しながら読んでもらえたらなと思います。
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