「生きることへの飢え」SENA株式会社代表 生畑目の人生テーマについて
SENA株式会社代表取締役を努めております、生畑目 星南(なばため せいな)です。今回のnoteでは会社の経営理念にも繋がる、私の人生テーマについて発信していこうと思います。
私の好きなアーティスト
私は音楽には全く詳しくなく、語れるほどの知識を持っていないのですが、
好きなアーティストは誰かと言われるとパッと思い浮かぶアーティストが3組。
Salyu
たまたま参加した屋外ライブに出演されていたSalyuさん。彼女が歌い始めた瞬間に衝撃を覚えました。
線が細く綺麗な容姿からは想像もできないくらい、冗談じゃなく鼓膜が敗れるかと思ったくらいに声量が半端じゃなく、歌というよりは叫びと言った方が近いかもしれません。心臓をグワシと掴まれました。
THE BACK HORN
たまたまyoutubeで見つけてから一瞬で心を奪われました。
ライブ映像やPVを見ても、全身で音楽に命懸けてる様子が伝わってきて、歌っている様子は獣みたいで野生感がたまらない。そんな印象です。
サンボマスター
テレビで見かけたときの印象は決して良くは無かったのですが、youtubeで見つけたライブパフォーマンスの映像を見て一気にファンに。
シュッとしたかっこよさじゃないけど、本気の大人ってかっこいい。そしてこんなに人を勇気を与えられる人になりたいって思いました。
アーティストの共通点
私がこの3組を好きな理由は、いずれも”生きることへの渇望”を感じたからです。それが何から生まれているのかは私にはわかりません。
孤独さ、無力さ、惨めさ、社会への反発かもしれない。そうじゃないかもしれない。
いずれにせよ私は、その3組の生きることに対する魂の叫び、ようなものに心を奪われたのです。それはきっと、私が「生きることに飢えていた」からに他なりません。
そんな記事を書きながらTHE BACK HORNについて調べていたらこんな記事を発見してしまった。
生きることへの”飢え”をTHE BACK HORNさんから本能的にキャッチできていたことに驚いた。そしてそれをテーマにして、そのまま相手に届けられるのがすごすぎる。この記事を拝見して自分の信念にさらに自信を持つことができるようになりました。
私が「生きている」を感じれた瞬間。
私のキャリアは
ここでも軽く触れておりますが、29歳まで転職を繰り返し、6社に勤めて最大在籍期間は3年未満。ジョブホッパーと言えば聞こえはいいですが、単にものごとが長続きしないダメダメ社会人としてずっと過ごしてきました。
その後、30歳目前となった焦りや、また会社員として仕事を続けるのは無理だと悟った結果、独立するという道を選びました。ですが、無計画に独立してうまくいくわけがありません。
毎日マクドナルドで100円のソフトドリンクを買って1日中居座り、パソコンをいじってクラウドソーシングの仕事に募集をかけたり、電子書籍を発行したりしていたのですが、あっという間に貯金が底を尽いてしまいました。
ある日、なけなしの貯金で公共料金を払うために、コンビニで支払いをしようと思ってレジに向かったのですが、ぴったりの金額しか用意していなかった私は、60円ほどの手数料を払うことが出来ず。店員さんに謝罪をしてキャンセルしてもらい、慌ててコンビニを後にしました。
コンビニを出て、恥ずかしく惨めで哀れで無力な自分に悔しくてボロボロと泣いてしまいました。なんで、自分はこんなにダメな人間なんだろう。なんで、自分はもっとちゃんと仕事をしてこなかったんだろう、と。
でも、一方で思ったのです。
「もう、これ以上落ちることはないんだ。だってもうゼロなんだから。」
そう思えた瞬間に、
どうやったらこの状況をよくできるんだろう?
どうやったら売上ってつくれるんだろう?
稼ぐって何だろう?仕事って何だろう?人の役に立つって?
と沢山の疑問が湧き出てきて、自分にはまだやれることが沢山あるかもしれないと思えたんです。
その時にはじめて、
あぁ、自分はこの命を削っていま懸命に生きようとしているんだな
と冷静に自分を見つめることができたと同時に自分の体に体温を感じれたのです。それがつまり、私が「生きている」を感じれた瞬間でした。
SENA株式会社の経営理念
SENA株式会社の経営理念は
「人生に”生きている実感”と”実験”を。」です。
私も含めて、SENA株式会社で仕事をしているみんなが日々「生きている」ことを実感できるような会社にしていこう。
そして、「生きている」ことを感じられるような仕事を生み出すために沢山の実験をしていこう。
そんな想いが込められています。社員もパートナーもお客様も、SENAにかかわる全ての人が”生きている”ことを実感出来たら今の社会が少しでもよくなっていく。そう信じて、日々経営活動を行っています。
そんなSENA株式会社を応援したい!と少しでも思っていただいた方はスキ!を押していただけると嬉しいです。ありがとうございました。