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睡眠についての話題は尽きない動画を見た。

睡眠の話は奥が深い。

なぜなら、自分が一体朝方なのか夜型なのか、最適睡眠時間は7時間か8時間か、どうして眠って疲労回復したはずなのに朝食後に腹痛が起きるのか、睡眠にまつわる謎が多すぎるからだ。

単純な医学上の睡眠についてなら、どこの専門書にも載っている。
しかし、昔から
・「早寝早起き」
・「朝方こそ正義」
・「夜型はダメ人間」
・「昼夜逆転人間なんてゲーム廃人」
・「朝早くて偉いわね」
・「こんな時間まで起きてだらしない」
・「もう昼なのに今頃起きてくるなんて」
・「昼寝するなんて何様」
・「居眠りするな、だらしない」

なんて世界は朝起きることこそが優秀という表現型だったのだ。
最近自分の事で忙しくて動画すら見なくなって、昼夜問わず書類を作成したり、夜遅くに寝ていたことで朝活が止まっていた。
そのためか、罪悪感を感じたり、朝をクリアすることが自分にとってはものすごいハードルなのだと思っていたから、なおさら睡眠は私にとって謎で手ごわい存在だ。

ところが、この動画では睡眠の話題をあっさり取り扱っていて「やはり、多面的に考えないと睡眠自体が人類にとって謎の事象なんだな」と感じた。


以前、夕食中に時折、ReHacQやAbemaPrime等様々な動画を見ていた。
だから成田悠輔さんの「高齢者集団自決」の話の頃がかなり面白かったのを覚えている。
しかし、批判するわけではないが、ひろゆきさんの論破ドヤァが冷めて見えてきたので、見なくなった。

それで、成田さんの普通の対談動画があればいいのに、と思っていたところおすすめにでてきたのがこれだった。

感想として、「ごはんでもたべならが、ぼーっと見る」にはこの動画はもったいなかった。
なんというのか、途中から無料の睡眠講座を教授から聞いているようで、メモ書きしないともったいないから書き留めながらの学習時間になってしまった。
―――柳沢正史 教授
そうだ、そういえば、聞いたことあるお名前だ。
難しい研究の人だっけ?

大昔、私は認知神経科学の基礎研究をしていた頃に「睡眠学会」の存在を知った。
当時はおバカな学生で、「睡眠学会って何するの?皆集まって寝てるの?」とかいうバカ丸出しの話をしたこともある。
睡眠研究の講義を聞いた時に改めて、当たり前にしている教科書の知識や「早寝早起きしろ」とか言われる人類共通のたかが睡眠が「テスト前に徹夜した自慢で争われるたかが睡眠」が、とんでもなく謎の分野だと実感したのだ。

謎すぎて、こんな分野やってる人って基礎研究でピペットマン奴隷+有意差だすために必死だった自分よりもはるかに博識で、たくさんの論文を読んでる研究人生の天才だけでしょ・・・とかドン引きした経験もあったのを思い出したくらいだ。
その分野の「睡眠」について会社も立ち上げ、睡眠についての説明を淡々とし、研究の広さを語っている動画を見れた。

今日はお得な日だった。
中編?後編?も存在するのでおすすめだと思う。


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