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3x3を見ながらバチェロレッテ2のマクファーを振り返る

マクファーこと佐藤マクファーレン優樹選手、バチェロレッテ2に出演してくれてありがとう。
3人制バスケは5人制ともまた違うので、普段5人制を見ている私としてはちょっととっつきにくかったのですが、バチェロレッテ2の盛り上がりに乗じてみにいったらめちゃくちゃ面白かったです。

そう、私は普段、バチェロレッテ2に参加していた長谷川恵一選手の弟の長谷川智也選手の所属する越谷アルファーズが所属するBリーグのB2カテゴリーの青森県のプロバスケチームのファンなのです。微妙に遠い。はとこの配偶者位遠い。東北勢優勝おめでとう位遠い。

5人制と3人制とは同じバスケットボールをゴールに入れる競技ではあるとはいえ、ルールも違えば当然作戦も違ってくる。その点がいまいちわかりにくく、どのような点がみどころなのかいまいち掴めずにいた私。
今回、バチェロレッテ2を見てから3x3をみたらとても面白かったので、その感想です。

バチェロレッテ2におけるマクファーの魅力

バチェロレッテ美紀様

しょっぱなから最後まで変わることなく美紀さんへ愛を伝え続けたマクファー。バチェロレッテである美紀さんは、かわいらしい(マクファー曰く「天使」)外見でにこにこと(マクファー曰く「国宝級スマイル」)、違和感を感じた男性を脱落させていく。その様子はさながら「え、面接官の感じよかったのに不採用だった」就職試験。ヒィ!
美紀さんは聡明な女性で、ありがちな「ほんとは弱いだろ」系でゆさぶる口説き方は通用しない。
余談ですが、バチェラー4における黄皓さんもそんな感じで駆け引き通用しないというか、短時間で見極める場において駆け引きを仕掛けられてもってかんじでしょうか。(黄皓大好き)

火の玉ストレートマクファー

そこへマクファーのスーパーストレートなアタック。
「へー、ほーん。こういう場ではストレートにイケイケどんどんの作戦は有効よね。」
と、そのストレートさは作戦かなと思っていたのですが、最後の会長面接……じゃなくて、美紀さんのお母様との交流の時「セカンドキャリアはどう考えているのか」というお母様からの質問。

「すごい大事な時期だったんで、この2,3年は。とにかく、もう目の前の目標『世界へ』っていう目標に、もう全力を出し切っていたんで…。
『じゃあ、こういうことがしたい』『ああいうことがしたい』とか完全な答え、申し訳ないけど今は出せないです。」

バチェロレッテ2 エピソード9

とお母様の目をしっかり見つめ答えたマクファー。
マ、マクファー……!!
この答えは、バチェロレッテ2出演以前からバスケ選手としてのマクファーを応援してきたファンの皆さんはきっとうれしかったはず。エピソード7自宅訪問前にチームのGM(ゼネラルマネージャーというチーム編成などを行う役職)を紹介した点も私的にポイントが高かったです。
これまでのファンや、バスケを裏切らないマクファー。

「やっぱ、美紀ちゃん見た時に、ほんとに何かこうバスケに初めて出会ったときと同じ感じ……言葉に表せないこの心が躍る感じを感じて」

バチェロレッテ2 エピソード3 気球デートにて

この言葉通り。
バスケも美紀さんもかけがえのない存在に違いないと思いました。

あ、そうです。私は黄皓さんだけじゃなく、物まねのサイコウコウさんも好きです。

3X3の魅力

ここでざっくり3x3の魅力なんですが。

基本無料

3x3の大会は基本無料なので、行けたら行こう位のノリで立ち寄れることが可能です。6月にも大会があったのですが私はその時は決勝だけ見て帰ってきました。おいしいとこどり。八戸は、今回は屋内だったのですがこんな感じで

街中でやったりとほんと気軽に行けます。
コート周辺に若干指定席があるので私は今回は指定席をとりましたが、3x3はチケット代云々の収益よりは、話題になって「3x3を誘致しよう!」と思ってくれる地域なり企業が増えてくれた方がメリットがあるというスタイルなはず。なのでご新規大歓迎。

1話完結型のスタイル

3x3の大会は、カンファレンスごとに優勝チームが決まり、最後のプレイオフへと続きます。
そのため、1日で何チームもの試合を見ることができます。
ローズセレモニーという完結を迎えながら最終章へと向かうバチェラーシリーズのよう。

座席にホーム・アウェイの概念が少ない(多分)

これ、私が見たときだけかもしれませんが、きっちりとホーム・アウェイという席がないように見受けられます。(あったらごめんなさい)
今回私の隣の席の方は品川ワイルドキャッツを応援してらして、ゼロケッツ対ワイルドキャッツの試合ではお互い得点が決まるたび、交互に拍手してました。

スピーディーな試合展開のグルーブ感に、ついつい敵味方関係なくナイスプレイに盛り上がる場面もあり、その瞬間は最高に楽しいなと思います。

恋愛もパワープレイな男?

ここで、皆さんマクファーのキャッチコピーを思い出してみてください。
恋愛もパワープレイな男

「恋愛も」ってことは「バスケも」?と思って見に行ったのですが、第一印象は「ディフェンスが良い!

ディーフェンス!

バスケ選手の中では決して背が高いわけではないマクファーは、激しいプレイの多い3x3で押し負けることのない体づくりをしていたんですね。

マクファーのディフェンスから思い出すあのデートあの場面

1回戦ゼロケッツ対SIMON

相手が自分より大きな外国選手であろうと誰であろうと、躊躇することなくぴったりと張り付くディフェンス。マクファーの筋肉は守るための筋肉。


そう、思い出しませんか?気球デートの時に怖がる美紀さんに「近くにいるよ」とささやくマクファー。SUPデート(エピソード3)での美紀さんへのマンツーマンディフェンス。いや、美紀さんからゴールを守ってたわけではないですけどね。
そして、スパーリングで自分より体格の良いラグビー選手と対戦したエピソード4でのムエタイデート。

バスケって、対格差のある選手がぶつかるので下手にぶつかったり少しの加減で故障につながるスポーツなんですよね。ミニバスキッズたちだと最初の方に「転び方」を練習したりしてます。
もちろん、危険な当たり方にならないようにルールに定められていたり、選手たちも練習をしているのですがそれでも怪我が起こるときは起こる。
3x3はスピーディーなのでより激しくもあるのです。
なので、ムエタイデートの時に圧倒的に体格が良かった長谷川恵一選手が「怖かった」と涙したのもわかるし、マクファーが「ジェイに向かうのがすごく怖かった」と語るのもすごくわかる。体格差が及ぼす影響を身に染みてわかっているからなのです。

ムエタイで「怖かった」と語っていたものの果敢にジェイにアタックしていたマクファー。目の前に戦う相手がいたら躊躇せずに戦うのがマクファーなんですね。

思い切りのよい2P(ツーポイント)シュートからあのローズを思い出す

そして、この日は高確率で2P(5人制バスケでいうと3Pラインから打つシュート。5人制では3点入りますが3人制では2点入ります)を決めていたマクファー。
マクファーがボールを持つと「(マクファーに)ぴったりつけ!!」と相手チームの人が叫んでました。(2Pは入る確率が低いので緩く守って打たせて外させる方法もある。)

黒いシューズの近くの線が2Pのライン。マクファーに2人ディフェンスが駆け寄る。

当たりまえなんですが、ゴールに近い場所から打つ方が入りやすく「バスケは確率のスポーツ」と言われるように「いかに確率の高い選択をするか」が大事なのです。
3x3は、通常のシュートが1点、離れた場所からのシュートは2点と2倍の得点が可能。5人制では通常が2点、3Pが3点なので1.5倍なのです。
そう、3人制における2pは圧倒的に有利に立てるシュート。が、当然外すリスクも高い。
そのインパクトは言うならばストールンローズ。いや、2Pは何回も打てますけどね。

バスケは、ボールをもった瞬間に「パスを出す・ドリブルをする・シュートをする」の3つの選択があるのですが、当然なるべくゴールに近いところから打った方が良い。そしてこれに残り時間の計算等もあるので、第一選択肢に2Pというのは非常にリスキーなのです。なので、最初から「2Pを打つ」ときめているわけではなく、その時の状況を咄嗟に判断して打っているわけなんですよね。

そう、皆さん思いだしませんか?エピソード5で最初ストールンローズを使わないと言っていたのに、「やっぱ使う。」となったマクファー。
あの時の状況の把握からの判断のスピードと実行力は、これか。このシュートセレクションの良さから来ているのか……!!

シュートの良さからあの場面を思い出す

というわけで、パワープレイというよりも判断力に優れたプレイが多かったマクファー。シュートが実に美しくかつ、そのチョイスが的確で

こんな感じですよね。絶妙なタイミングで打ってまあよく決まる。2P、ミドルシュートと難しいシュートが良く決まる。そしてフローターシュートが美しく、打った瞬間、時が止まるかと思いました。

そこで思い出すあの場面、エピソード7で美紀さんにバスケの練習姿を見せたマクファー。
次々に外すフリースロー。

なぜ、あの時あんなに入らなかったのか。

緊張してたのかな、やだ、なんかかわいい。

人柄を知るとより面白く観戦できる

というわけで、バチェロレッテ2を見てからの3x3観戦の感想でした。
スポーツってやはり人柄がでるもので、バスケだけを見ていてもなんとなく伝わるものはあるのですが、事前に選手の人柄を知ってから見に行くとより一層面白いですね。

そしてこの日は宇野選手の所属するLEDONIARSも参戦していたので「おお!note読んだことある!!」と私的に大満足な1日でした。

こちらの記事は選手の人間性、個性とそれをどう発信してゆくかの話でとてもお勧めです。

というわけで、この日のお気に入りの一枚はこちら。

宙に浮いているのが信じられないくらいまっすぐで体幹の良さを感じさせるマクファーとピッタリはりつく宇野選手。

以上です!


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クジラ
来年またなにかやれたらいいな