元カレと元カノ【ふくだ】
先日、夢を見ました。
街で偶然仲良くなったおじさんと、後日登山に行く約束をしました。
約束の日、待ち合わせ場所に向かう途中で、幼稚園の頃の友達にたくさん会いました。最後に幼稚園の頃に好きだった子が出てきて、色々喋りたいけどこれ以上喋っていると待ち合わせの時間に遅刻してしまうかもしれないという葛藤の末、目が覚めました。
友達が彼女と別れました。
大学を卒業して、遠距離になって、毎週会えなくて、寂しくなって、めんどくさくなって、よくあることです。別れた1週間後に友達から直接その話を聞いたのですが、その時点で友達はすでに「元カノ」と呼んでいました。
別れたらすぐ「元カレ」と「元カノ」に変わります。そして、また付き合わない限りは一生「元カノ」と「元カノ」です。
最初は赤の他人だったはずです。でも、一度付き合って、一度別れてしまえば、それ以降はずっと「元カレ」と「元カノ」です。
今年、いろんな「元」に出会いました。
元自衛官、元教師、元テレビ局員、元栄養士、元消防士など、みんな別に今は違うのに、それを自分の肩書きにして、武器にして、日々戦っています。たかが元、されど元です。
僕はずっと「やらずに後悔」を推奨していました。色々考えずにとりあえずやってみる人よりも、熟考した結果やらないと決める人の味方になりたいと思っていました。自分も後者の人間だったからです。
でも一回やってみた方がなんか楽しいのかもしれません。やったことがないよりやったことがある方がなんか偉いのかもしれません。「元」が多い方がなんかかっこいいのかもしれません。
ただ、寝坊とか、遅刻とか、浮気とか、一回やってみた方が良いとは言えないものもたくさんあります。そしてそれを一回やってみたことがある人と、一回もやったことがない人の両方がいます。
高校の時、部活を一度辞めた先輩が、最後の大会の前に戻ってきて試合に出ようとしていたことを、僕はすごく嫌だと思っていました。自分が一度も辞めていなかったからです。一度でも逃げ出したことがある人のことを全く快く思っていませんでした。今となってはそのくらい許してやれよと思いますが、当時の僕は全然優しくありませんでした。
一回もやったことがないと言うのもとても大変なことかもしれません。やったことがあるよりやったことがない方が偉いこともたくさんあります。「元」が少ない人のこともかっこいいと思いたいです。
幼稚園の頃に仲の良かった友達は、今は「元友達」と呼んだ方がいいのでしょうか。連絡先は知らないし、今どこで何をしているのかも知りません。でも、「元友達」って切ない感じがします。もし会うことができたら「友達」と呼ばせていただきます。
先日、夢を見ました。
元HKT48の指原莉乃さんに対して、なぜか僕が怒っていました。「あなたは昔、総選挙で9位になって、4位になって、1位になって、ずっと僕の憧れでした!いつまでも僕の憧れでいてください!」と叫んだところで目が覚めました。
過去に憧れだと公言したこともなければ、憧れだと意識したこともない気がしますが、「元憧れ」になってほしくないという熱い思いが僕の中にありました。「元〇〇」よりは「現〇〇」の方が格上な気がします。
だから、自分の中の「現」を全部大事にしたいと思いました。
ちなみに、クリスマスの季節です!
絶対楽しんだ方がいいです。僕も頑張ります。
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