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Photo by
tomoshiro1023
猫のおもちゃほど買うのに迷うものはない
わたしは猫を一匹飼っている。元野良なのにやけに人懐っこいこやつは押し売りの訪問販売員のごとく家の前で鳴きまくり、玄関を開けるとただいまと言わんばかりに普通に入ってきた。それから一年三ヶ月一緒に暮らしている。
日中は一人でお留守番してもらっているのだが、やっぱり退屈してないかなど考えてしまう。一人でに動いて遊んでくれるおもちゃはないものか。そんな気持ちを読み取ったのか、ただ検索履歴がダダ漏れなだけなのかは知らないが、Instagramで広告表示されたおもちゃ”Ebo”。
スマートトイなので、お留守番中も猫の遊び相手になり、カメラでその様子も見れる。
欲しい、これは欲しいではないか!
値段、三万、たっか!!!
猫が遊ばなかったことを考えるとこれはもう一か八かのギャンブルではないか。結論わたしはまだ買ってないし、買わない気がする。ただ、この箱を空けて使ってみた瞬間にただのガラクタになるかどうかが分かるというひやひやすぎるギャンブルが身近にあるという話をしたかった。
どんな猫でも遊ぶなんてことはまぁないし、レビューもどこまで頼りにしていいかわからない、全猫が好きなんてちゅーるくらいなものなんじゃないか。わたしがこのギャンブルに手を出せるのはせいぜい1000円程度な気がする。こういうときにもっとお金に余裕があればと思うが、きっと2000円のものを買って遊ばなかったら小一時間はシュンとしてしまうだろう。
結局今うちの猫が1番遊んでいるのは、またたび入り猫大好き毛糸ボールでもなく、猫の本能刺激しまくりふわふわねずみちゃんでもなく、スーパーボールにキャンディーチーズの包装を巻いた、キャンディスーパーボールなのか、と思うといやー手出せないなー高いおもちゃという感じである。