![瞬算_例_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7800498/rectangle_large_type_2_b5390be31f7c940fb04fd1ef3b7e55aa.jpg?width=1200)
百マス計算の弱点を補うオリジナル問題【瞬算】
「百マス計算でバカになる」という書籍が出版されているようだが、
一時期全国で大流行した「百マス計算」について・・・
実は我が『早大セミナー』では、そんな流行の前、30年ほど前に
『計算オリンピック』と称して塾生たちに競わせていた時期がある。
まさに1984年のロサンゼルスオリンピックの時であった。
毎月1回大会を開き、少4から中3までランキングを付けて競争させた。
当時はその功罪にはあまり深く考えてはいなかったが、十数回重ねていってあることに気がついた。
たとえば上の例でいうと、上から3段目の「0」のところは足す数の「8,5,1,2・・・」をそのまま書き込み、その下の4段目は「9,6,2,3・・・」というように、本来の足し算の練習というより、記録を意識して速くやるために、書き込む作業のような形になってきたのである。
しかも、鉛筆で書き込むということは、1分の壁を破るのに大変だったが、それから50秒以内というのは無理であった。記録が頭打ちになってしまったのである。
算数や数学が苦手な子に対して、自分の記録更新を目指すのならまだしも、ストップウォッチを持った先生が「よーいドン」で一斉にさせるのはいかがなものかと思って、その後は必要と思われる子だけにしていた。
そして、時が経ち、その百マス計算の弱点を補うべく考え出したのが、『マス計算間違い探し』である。
あらかじめ答えが記入されている用紙から間違いを探すというものである。
これはこれで個別指導はもちろん、一斉授業でも導入に使えた。
書くという作業が無い分、瞬間的な脳の働きに刺激を与えているであろうと思えた。
だが、これにも弱点があった。
だんだん下の方にくると上と左横の数を目で追うことが困難になってきて、結局前述のような計算ではなく作業に陥ったりもしたのである。
そこで、これらの弱点を解消すべく考えたのがこれである。
名付けて【瞬算】
一瞬にして計算が出来る練習という意味である。
一つの正方形が一つの問題と考えてください。
一番左は、3+7=10
(10を分解すると3と7になる、と考えてもけっこうです)
5つの問題が並んでいますが、一つだけ間違いがありますよね。
そう6+9=13
これに、/なり、印をつけます。
30問を30秒以内で出来るようにしましょう!
さて(瞬算第1問)は、こちらです ↓
PDF版は,「脳幹を64倍活性化」にありますので、ダウンロードして挑戦してみてください。
これこそ、数の合成と分解の練習に最適! と、自負しております!!
算数が苦手の子に多い数の合成と分解の強化練習にピッタリかと!!
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