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わがままな介護職を切る!サービス付高齢者向け住宅編

おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルタント SELPFULJAPAN合同会社の塚本と申します。

今日は、『従業員のわがままを許してはいけない』理由についてお話します。

私が以前、人材支援していた「サービス付高齢者向け住宅」では、本部が地元で有名な不動産会社が経営ならびに運営をしていました。

経営面からすると、数棟の施設を運営しているも、常に人材不足を抱えており、開業から1年以上経っても、入居率が全体の5割ほどでした。

そこから見える経営課題とは、大きくは一つ。

現場を知らない親会社(不動産)の担当者と、介護現場の軋轢が原因でした。

現場を知らないからこそ、数字だけを追い求めてしまったことで、現場の努力に耳を傾けることができず、結果的に大量離職があったのです。

しかし、

私は、この現場を全く知らないことに問題はないと思っています。

現場を知らなくても、根本的な考え方から、正しい運営と統制ができていれば、上手くいくビジネスモデルのはずです。

組織とは、役割をもった人材が集まった集合体です。それぞれが、決まった役割を担うことが必要なので、

親会社(不動産)の担当者が現場を知らなくても、運営するためのノウハウさえ、持っていれば問題ないのです。

ただし、きっとこの「運営ノウハウ」というものが欠如していたことで、現場の統制が利かなくなったと分析しています。


ルールがないことは、実は一番の不自由なのです。

ルールがあるから、人は自由に動けるのです。ルールが広すぎる選択肢を絞ってくれるので、無駄な思考をしなくてもよいのです。

サービス付き高齢者向け住宅の運営にとって、「ルール」は必要不可欠です。

それは介護現場だけでのことではありません、本部との連携、営業、人事、発言、マナー、報告、連絡、相談、会議、こういったカテゴリのルールが、介護職員の姿勢を正します。

ルールが曖昧、本部は現場を知らないから、何を言っても通ってしまう空気感、このような状況は、介護職員を調子に乗らせてしまいます。

調子にのった”わがまま”な介護職員、ある程度発言権を得たと”誤解”しているスタッフは、本当に厄介です。

人が退職すれば、人員基準を下回る、シフトが回せない、最終的には困るでしょ?
だから、私たちの条件をのんでください。

このような横暴な態度を、一度許してしまえば、永遠と続いてしまいます。

横暴な態度である介護職員の要求に応えていては、運営を立て直すことができません。人が増えたら辞めさせるから大丈夫?

いえいえ、新しい人を辞めさせてしまうのも、横暴な介護職員のやり方です。

常に自分の保身を考えていますから、新しい人を育てることはしません。

そうすると、この負の連鎖は永遠と続くのです。

止める方法は唯一、事業が回らなくなったとしても、厳しい決断をすることです。


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