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組織の強みと弱みの考え方について

売上、人材、組織づくりなど、日々の運営で悩むことは多いですよね。

課題があるということは、むしろ会社が成長している証なのではないでしょうか。

たまに、医療・介護・福祉事業のお客様で、「うちには課題はない」と言い切る所長もいますが、それは”課題があるのに気づいていないだけ”なのです。

課題が無い!なんてことはないです。

言い換えれば、上手く行っていることが『課題』なのです。

そこに気づけていない、隠れている課題から目を背けていると、捉えてもいいですね。

課題がたくさんあるときに、その課題は”実は組織の強みだった”ということもあります。

課題ではなく、強みであると捉えると、また発想が変わってきますよね。


おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。

今日の朝、マクドナルドに来る途中、車の大事故に遭遇しました・・・

あのアルファードが大破していましたね・・

6時前から事故を起こすなんて、最悪の一日ですよね。

どちらも生きていて良かったです。

スピードの出し過ぎには注意しましょう。

自分自身にも言い聞かせて。


さて、本日は『組織の強みを見極める基準』についてお話します。

その組織が何を商売としているか。

医療・介護・福祉ではどうなのか。

統一した基準ではありませんが、ひとつの指標として考えてもらえると有難いです。

ビジネスには、様々なフレームワークがありますが、そういったのはちょっと面倒くさいので、基準となる項目を並べたいと思います。

大事なのは、項目を並べた後に、そこから何を『強み』として捉えるか、ということです。

【組織の強みを知る項目】

1.売上部門
 ・顧客年齢
 ・顧客単価
 ・リピート率
 ・解約数

2.人事部門
 ・平均年齢
 ・婚姻率
 ・性別割合
 ・平均勤続年数
 ・高卒大卒率
 ・社長年齢
 ・離職率

3.組織部門
 ・創業年数
 ・地域密着度合
 ・地域からの評価
 ・休日数
 ・有給消化率
 ・給与、賞与、昇給
 ・福利厚生


上記の内容から、「強み」と「弱み」が洗い出されますが、実は弱みだと思っていたことが、強みだったりもします。

例えば、平均年齢が60歳となった場合、表面的には高齢化が進んでおり、若者採用が課題と言えるでしょう。

しかし、一方でサービスの質を考えた時、経験が豊富だからこそ、顧客リピート率が高く、売上を維持できていると考えられます。

若者が入社しずらいのは事実かもしれませんが、無理に若い人材を大量に採用することで、強みが弱みに代わり、売上が下がる可能性があります。

このように、強みと弱みを洗い出しても、それを解釈する知識や考え方が重要となります。

適正な運営をするには、軸となる考え方をブレずに遂行することが必要ですね。


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