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#19 心配される、ということ。

世界一周ゼミが終わり、私がまず最初にしたのが、


世界一周を家族に伝える

こと。

世界一周ゼミが終わった週末、帰省しました。
しかし一番の目的は、お姉ちゃん夫婦の子どもの性別発表!
私のリクエストで、ジェンダーリビール(周りの人への性別発表)をしてもらいました。
ケーキを切って、中を覗くときのワクワクと言ったら!最高!!
あの10秒ほどの時間がとても良い思い出になりました。生まれてきたら、こんなことしたんだよって言いたい!


性別は、女の子。(私は直感で男の子だと思った笑)
今の段階なので、生まれてきてから男の子なんてこともあるかもしれないし、今回は、赤ちゃんが生まれてくるのが今よりも更に楽しみになったイベントとなりました!
お姉ちゃん、体を大切に、妊婦生活楽しんでください!私の願いを叶えてくれて、ありがとう!
赤ちゃん、生まれてくる世界は素晴らしく楽しいよ!元気に生まれてきてね!



さて、前回の記事の予告では、「ラスボスと戦って来た」なんて挑戦的に書きましたが、敵だと考えていたのは私だけという結論になりました・・・。

どのように世界一周を告知したのかというと、我が家では毎年誕生日の人に「どんな1年にしたい?」とか「今年の抱負や目標」を共有するのですが、そのタイミングで言おう!と決めて実行しました。


ここで、

私が高校3年生の時

の話を・・・笑
私は当時、日本の大学より海外の大学に進学したい、と思っていました。他の国文化を感じたかったし、今までとは全く違う場所に行って挑戦してみたいと思ったからです。
それを父に話したら、「ダメだ。」の一点張り。
母はあまり話さず、父の考えに同意する。という立場にいたと思います。

父は、ああ言えばこう言う、論理的に抜かりなく、相手の感情を汲み取ったりせず、相手を論破するのが上手で。
当時の私は色んな角度から説得をしようと頑張りましたが、認めてもらえず、ただただ泣いていました。
分かってくれない悲しみで、話し合いの終わりは必ず私が「もういい!」と自分の部屋に閉じこもって、ふて寝。消化不良でまた受験勉強。
受験生活は色々あり、あまり思い出したくありません笑


それらの記憶が完全に解消できていなかったせいか、父に世界一周を反対される、という漠然とした恐怖が渦巻いていて、自分が傷つかない防衛として「反対される」というスタンスで話し始めました。


焼肉屋さんの個室で
姉:「誕生日おめでとう!これからの抱負は?」
私:「ありがとう!今年いっぱいで仕事辞めて、世界一周しようと思ってる。」
姉:「え〜いいじゃん。」
姉の旦那さん:「お〜!」
父:「無言。」
母:「行っといで〜」
父:「無言。」

無言が怖くて、悲しくて、私焼肉屋で泣き始める笑
母と姉夫婦は賛成してくれると思っていました。父は・・・ラスボスには無理だ!とその時思いました。
それから20代までにしたいこと、小学校の先生として今まで感じたこと、世界を見たいということを話しました。色々話し、分かってくれるまであと10回くらいこう言う話し合いをさせて、とお願いして退店。笑



姉は、今まで父との交渉を上手に通り抜けて来た人(姉なりに色々あったと思うが、妹としては上手だなと思っていた)なので、なんだかモヤモヤ。お姉ちゃん夫婦が「分かってくれるよ」とフォローしてくれているのに対し、強い口調で「もう帰りな。」と言いました。ごめんね。


帰り道、父はスーパーへ。母と2人の帰り道、
「もう扶養に入っていないんだから、自分で決めたことをやればいいのよ。」と笑
「「行ってくるからね!」でいいじゃない。勝手に行けばいいんじゃない?」

・・・でも、私は反対されながら行くのは絶対に絶対に嫌だった。
心から応援してくれるようになってから行きたい、と再認識しました。
私は、父に心から応援してほしいんだなと、自分の気持ちが分かりました。


それと同時に、父が私を応援してくれることは、叶わぬことだと、私自身が決めつけていたことに気付きました。
私が、受け入れてくれる!応援してくれる!と思わないと、、、、、。

敵だと思って説得しても、意味ないよな。


家に帰ってから、「もう一回話させて?」と強気に話し始めました。
そこからが本番。世界一周ゼミで作ったプレゼンを見せながら。
(作る時、父の顔がチラついていました。論破されないような材料集めでした笑)

父は、静かに聞いていて、
「宗教だよ。」と一言。
今までの世界の戦争や歴史も、宗教の発端が多く。文化の根源も宗教だと。

答えが分かっているなら行く必要ない、と言っているように聞こえました。


でも、負けない。


実際に自分の目や肌で感じたい。
夏休みに長期の有給を使った、観光客としてではなく、旅人として行きたい。

自分の思いの丈や現実的なプラン、貯金額、父からの質問、父の考えなど、
2時間弱かけて話し合いました。母は私の隣で寝てた笑

一通り話し終わった後、
私:「また細かい計画を共有するから世界一周行きます!」
父:「・・・分かった。」

「行っておいで」「応援するよ」「頑張れ」・・・・
私が聞きたい言葉は何一つ聞けず・・・
父はなんて武士なんだ・・・笑



曖昧なまま、数日。
父の誕生日があり、LINEをしていると、
父:「この前話していたことを色々考えたから話したい。」
私:「えー!怖いな!どんなこと考えたの?」
父:

嬉しすぎてスクショ笑


あの頑固な父がこんなことを言ってくれるなんて・・・!!!


今までの父との攻防や、家族関係、友達関係も含めて改めて振り返ってみると、心配されるという事柄に対して今まで

心配される=このままの自分ではダメ。もっと頑張らないと


と受け取っていました。

しかし、今だからこそ

心配される=愛されている


相手からの心配を、自分のポジティブな糧として、行動していけばいい。
今までも私はすごく愛されていたんだ、と感じられました。
今まで心理学の本で学んだことや、経験を踏まえて振り返り、メタ認知することができました。



(何度か読み直している本です。『嫌われる勇気』をはじめ、アドラー心理学系の本を読み漁りました。)


心配は、愛から派生しているけど、自分がそれを理解していなかったり、素直に受け取れなかったり、自己肯定できなかったり、
心配する側も、表現方法によっては攻め立て、攻撃的になっていたり、相手に酷な評価をしていたり・・・


愛って、すごく難しい。
愛し方も愛の受け取り方も。



私の人生で大切にしたいこと「how」は、
「誠実に、自分のできることを最大限に活かして、周りの人みんなを愛する。」です。

これからも、
他者への愛し方、自分の愛し方、
愛を受け取る方法、愛を表現する方法・・・。

言語化していけるように努力していきます!


今受け持っている子ども達も、お姉ちゃん夫婦の子どもも、周りの人からたくさん愛されていることを感じながら、この世界を思う存分楽しんでほしいな、と思います。赤ちゃん、生まれてくるのが本当に楽しみ!!!





えーーーっと、この記事・・・すごく恥ずかしいな笑


恥ずかしすぎるな。どうしようかな。自分だけの記録にするかな・・・。



・・・でも、発信する!

発信は、自分が本当にやりたいことを追求できる。

発信した後の想像した世界、そこに向かえるから。
この記事が誰かのささやかでも、応援になるから。

と、世界一周ゼミで、学んだから。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


謝謝!


















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ゆり
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