【今だからできること】
よもはこんな事態がこの身に起こるとは。
というのが、ほとんどの人の言でしょう。
夏季のスイスでの就業を終えて日本に帰国すると、のんびり目に仕事しながら細々と稼いで再びのスイスに向けて色々温存するのですが、今年はご存知のアレ(名前も出すのも嫌。笑)のおかげで、いつも冬季〜春季にお世話になっていたお仕事が軒並みキャンセル、ン十万単位の仕事がなくなりました。
旅が生き甲斐の私は2月の旅行も3月の旅行も4月の予定もGWの何もかもが、突然なくなってしまって途方に暮れました。
さて。そんな中での今回のテーマ。
【今だからできること】
友人と飲みにいった先で仕事をください!と叫んだら雇ってもらったり、今後に繋がっていくような提案を頂けたり、実際に打ち合わせができたり、と意外に忙しく過ごさせてもらっている気がします。元来根が引きこもりなものの、家にいろと言われると出たくなるこの時に、田舎暮らしで在ることがありがたい(外出しても人に会わないので)。反面、ずっしりと落ち込むことも多いのですが。
そんな中での"note部"という試みに参加させてもらえることとなりました。書くのは好きなので、とても嬉しい。
第2回となる今回のテーマが『この苦境だからこそ、できること』
結論から言うと、下記3つが上位。
①掃除 ②言語学習 ③断捨離
①と③がかぶってますか?いえ、これはこれで良いのです。
まずは ①掃除
私にとっての掃除、というのは思考の整理に他ならず、部屋が荒れている時は大抵気持ちも荒れている。かつ軽鬱のような状態に結構簡単に陥ってしまう。なので、まずはカーテンを開けて窓を全開にし、布団を干して空気の入れ替えをしながら積ん読を本棚へ、書けないペンを捨て、『整える』
こんな日常的なことが、私にとっては第1位。
そして②言語学習
これは、趣味。外国語が好きで、色々手を出した結果全部が中途半端になってしまっているのだけど。学生時代の第2外国語はロシア語と韓国語でした。文字が読める、というだけならラテン語系は大丈夫、と言っても意味がわかるわけではないので超初心者と一緒。ただ、今勉強してるのはドイツ語!言わずもがな、夏季の仕事ばスイスへの敬意と、単純な興味です。言語系統の話をすると長くなるので割愛、英語がわかればドイツ語への道も早い、と聞いたのでのんびり学習中。この期間にどこまで理解できるようになるか、見ものかなと思っています。
③断捨離
夏季の仕事への往復は23kg(実際は総量40kgくらい)×2+大きくないバックパックひとつ、で済んでいるのに、日本に帰ってくると自室の物の多さに愕然とする・・物欲に塗れた生活だったんだなあとガックリするのだけど、自己を形成した大事な本だとか資料だとか、思い出だとか。それらの宝物を捨てられないので、こちらは勇気が必要。
先日は同じような悩みを抱えた友人とLINEで話しながら約3時間に渡って断捨離を決行、お互いを励まし合いながらなんとか目処をつけたのでした。
実際に会えることができない今こそ、人とのつながりが強くなっていっているような気がします。密に連絡を取るようになり、アンテナが色んな方向に向き、キャッチできる情報が増えていく。やる気さえ失わなければ新しいインプットだって無限にできる。
敬遠していたオンラインの世界に踏み込まざるを得なかった人もいるでしょう。
これを機に、転職を考えたりする人もいるでしょう。
リモートワークが増え、農業への光が再び強くなり、国としての自給率を上げた方が良いと感じる人も増え、この騒動を境に世界的に方向性がガラッと変わっていくことと思います。
この流れには逆らわず、自分らしく生きていくために模索する。追い込まれた今だからこそ、踏ん張ってできることがある。サボっていた勉強を再開して武器を備えて磨かなければ!そんな時間にしていきたいと思っています。
おしまい。