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劣等感を抱えながら生きてきた僕が自己肯定感を取り戻したきっかけ(自己紹介)
初めまして。
野外心理カウンセラー タナヒロです。
今日は劣等感を抱えて生きてきた僕が自己肯定感を取り戻し、「自己肯定感向上カウンセラー」になったきっかけをお話ししたいと思います。
私は両親が小学校の先生という真面目な家庭に生まれました。
兄弟は4つ上の兄と双子の弟の3兄弟で、小学校低学年くらいまでは、兄弟で遊ぶことが多かったです。
遊びといっても、ちょっとしたゲームで失敗すると罰ゲームと称してプロレス技をかけられたり、腕立て伏せや空気椅子を強要され、私にとってはとても辛い思い出しかありませんでした。
両親は教育者ではありましたが、子供の躾は全くといって良いほど無関心だったので、兄はどんどん我儘に育っていきました。
そして、年齢を重ねるほど体罰という名のいじめはエスカレートしていきました。
報復を恐れて両親に相談することもできず、反抗すると数倍になって返ってくるだけなので、ただただ自分を押し殺し、日々我慢するしかできませんでした。
その頃から、「出る杭は打たれる。目立たなければいじめられることもない。挑戦しなければ失敗することもない。」といった固定観念が形成されたと思います。
そのような環境に育った訳ですから、自分を出せず、自信を身につけることがとても苦手な大人になっていったのです。
失敗を恐れるがあまり、自分を押し殺し、やりたいこともやらず、常に周りの目を気にしながら生きてきた30歳の夏、とうとう心が悲鳴を上げてしまったのです。
何もやる気が起きず、何も楽しめず、常にネガティブな感情が頭を支配していました。
通院した心療内科で、私はうつ病と診断されたのでした。
うつ病は恐ろしい病気です。
食欲、性欲、物欲、群居欲など、正常な人間が感じるすべての欲望が私の中から消えていきました。
数年の薬物療法により睡眠障害や食欲などの身体的な症状は解消していったのですが、ネガティブな思考パターンは改善することはなく、心理学と出会うまでのその後約10年間は、常に生きづらさを感じる毎日でした。
心理学との出会いは本来の自分を取り戻すきっかけとなったのです。
「心の持ちようだから考えすぎないこと」とか、「自信を持って頑張れば道は開ける」とか、心が健康な人たちが親身になってそのようにアドバイスしてくれることは良くあります。
ただ、わかっていてもすぐには変えられないのが心の癖なのです。
心理学は心の悪い癖を治せます。
幼少期からネガティブな感情を植え付けられた私でも出来たのです。
この投稿を読んでくださっている皆さんも、同じような悩みを持っているとしたら、私は必ず本来の自分を取り戻すことができると断言します。
まずは、自分を信じ、自分を好きになることから始めてみてください。