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これは新たな京都のランドマークになるか ニンテンドーミュージアム10月オープン
以前よりその“外観”だけは紹介されていた「ニンテンドーミュージアム」ですが、いよいよそのオープン日が発表され、チケットの予約が始まりましたね。
「これまでの任天堂が辿った歴史を見ることができる博物館」ということだけが示されており、皆そこがオープンになるのを楽しみにしていたものの、内容についてはずっと秘されていたので「一体どういったものになるのかな……?」とやきもきしていた方も多いのではないでしょうか。
今回は「ニンテンドーミュージアムDirect」と称して、動画によりミュージアム館内の一部が紹介されました。案内役はなんとあの宮本茂さんです。
宮本 茂(みやもと しげる、1952年11月16日)は、日本のゲームプロデューサー。任天堂株式会社の代表取締役フェロー。同社の情報開発本部本部長、専務、クリエイティブフェローなどを歴任。
『マリオシリーズ』、『ゼルダの伝説シリーズ』、『ドンキーコングシリーズ』などの生みの親として知られる。2019年にゲーム関係者としては史上初となる文化功労者に選定された。
今回はオープン日や一部施設などが発表されたこの「ニンテンドーミュージアム」について、事前に抑えておくべき情報などを公式サイトや配信された動画から見ていきたいと思います。
ニンテンドーミュージアムについて
まずは基本的な情報を洗い出してからそれぞれを見ていきましょう。
オープン日:10月2日(水)
場所:〒611-0042 京都府宇治市小倉町神楽田56番地
料金:18歳以上 - 3,300円(税込)
中学・高校生 - 2,200円(税込)
小学生 - 1,100円(税込)
未就学児 - 無料
※チケットは事前予約制開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜及び年末年始
(※火曜が祝日の場合は営業し、翌水曜が休み)
場所について
場所はやっぱり京都ですよね。任天堂といえば京都。
駐車場や駐輪場はあえて用意していないようなので、行く際には電車などを使い最寄り駅から歩きで行くことになると思います。一番近い駅からは歩いて5分ということですので、任天堂の考えを汲んで“歩き”で向かいましょう。
料金について
ある程度、体を動かしたりスマホを使ったりと遊べるものもあるそうなのですが、基本的には「博物館」です。
テーマパークのように何度も足を運んでアトラクションを楽しむような場所でもないため、このくらいの価格で妥当といったところではないでしょうか。
館内にはカフェ(※メニューの発表は現状なし)やグッズショップもあるようなので、一人当たりだいたい5,000円~1万円以上は一回に使うようなイメージではないですかね。
開館時間について
開いている時間は一般的な会社と同じような感じですね。
夜までやっていないのは大人からすると少し残念な感じもありますが、これはやはりあくまで「博物館」ということであるのと、「子供たちが健全に楽しめる時間帯で」といった任天堂の考えがあるような気がします。
年末年始が休みですが、GWやお盆時期は普通に開いているのは良いですね。このあたりの時期はチケットの競争率が激しそうです。
現時点で一番注目されているもの
SNSではさっそくこのミュージアムについていろんな反響があるようですが、トレンドワードなどを見てみて今一番多くの人に気にされているのは「でっかいコントローラー」です。
ファミコンだけでなく、スーファミやwiiまでのゲーム機コントローラーが全て巨大サイズになっており、それらを操作してそれぞれのハードで発売されたゲームを楽しめるようになっているので、皆が注目するのも頷けますね。
動画では宮本さんが実際にこれでスーパーマリオを遊ぶ姿を見ることができます。大きさから一人で操作するのはほぼほぼ不可能っぽいので、こちらに行くときは友達同士などで行って楽しみたいものです。
いかがでしょうか。
今回は現時点で発表されている内容から本当に基本的な情報だけの部分で見ていきました。オープンの10月に向けて、これから少しずつ館内の施設についても明かされていきそうです。
最近はUSJの任天堂アトラクションが国内外含めて大人気なこともあり、ここでさらにこの「ニンテンドーミュージアム」がオープンすれば、関西方面の盛り上がりがさらに増しそうですよね。
これまではどうしてもこういったものは東京に集中していたのですが、愛知県の「ジブリパーク」といい、淡路島にある「ドラゴンクエストアイランド」といい、日本各地にいろいろと楽しい場所ができるようになってきました。
日本人でさえ、全てを周るのはなかなか難しいですね。
「ニンテンドーミュージアム」は間違いなく新たなランドマークになりそうです。とはいえ、京都は日本の誇る古都でもあります。こちらへ行く際には節度を守り、歴史ある街に敬意を払って「任天堂の歴史」に触れたいものですね。
今回はこのへんで。
それでは、また。