やはりきたか!ボードゲームにも値上げの影響
今朝のニュースを見ていると、
「値上げの波、クリスマスプレゼントにも影響」
というものがありました。食べ物や飲み物だけでなく、材料の仕入れや輸送コストにも値上げの影響が出ており、それは販売するオモチャも実質高くなってしまう、というものでした。
そこで「あれ?もしかして……」と気になったのが、ボードゲームの価格。
僕は趣味でボードゲームを遊んでいて、それに関わる記事もこれまでにいくつか書いてきました。コロナ禍に入ってから昔のように仲間で集まってボードゲームを遊ぶ機会はなくなったものの、現在でもその趣味に変わりはありません。で、これら遊んでいるボードゲームというのは実はほとんどが海外産なのです。
昨今のボードゲームブームにより多少は盛り上がってきていたので、国産のボードゲームというのもあるはあります。しかしそれはほんのごくわずか。海外産のゲームを輸入して販売しているメーカーがほとんどです。
となると最近騒がれている「円安」の影響もあって、ボードゲームも値上がりしているんじゃ……と心配になって今回調べてみたのですが……。
既に6月にその発表は出ていました。
模型雑誌として知られているホビージャパンですが、模型だけでなくいろんな「ホビー」を扱っています。そしてボードゲームもそのひとつ。日本でのボードゲーム販売元としてはけっこう大手なわけです。
こちらによると「現地での原材料等の値上げや運賃の大幅値上げ…」、まぁようするにとにかくいろんなものが値上げしており、結果輸入するボードゲーム自体も値上がりしているので、当然日本での販売価格も値上げせざるを得ない、ということ。
6月時点での発表なのでまだ一部のゲームだけですが、今ではきっともっと増えていることでしょう。また、6月というとコロナの影響だとかロシアの戦争などにより物資が不足し、それにより値上げしていた、という時期。「円安」が本格的に騒がれだしたのはこの後です。ということは値上げ幅も今後はもっと加速するのではないか、と思われます。
5,000円を越えるボードゲームというのはそう頻繁に売れるわけではありません。新作が出て話題があるうちは売り切れになるようなこともあったりはしますが、ある程度すればそれも落ち着きます。なので、今はまだ値上げ前に輸入したゲームが置いてある店もあり、そこまで極端な値上げを感じることはないでしょう。
しかし今後のクリスマス時期にはどうなるか分かりません。年末年始の人や家族が集まる時期にこそ、ボードゲームが売れるからです。
今までは生活に直結する食べ物やインフラ代などの値上げに目が向いていましたが、今後はこういった趣味の分野や遊びの分野での値上げもじわじわと効いてくるかもしれませんね……。
明るい話題がなかなかありませんね。
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