ウクライナの情勢はこんな形でゲーム業界にも影響を与えている
連日ウクライナ情勢のニュースが続き、なんとなく落ち着かない気持ちを抱えている方も多いかと思います。
日本には今のところ直接的なことは無いにしても、「何かできないのか」という思いや「もしかしたらこっちに飛び火してくるかも…?」と、心の中に何かざわざわするような気持ちが生まれてきますよね。
そんなウクライナ情勢が実はゲーム業界にも影響を与えています。
『S.T.A.L.K.E.R. 2』というFPSゲームがあるのですが、その開発元がGSC Game Worldというウクライナのゲームスタジオなのです。
このスタジオは首都のキエフにあり、ロシアの侵攻の対象になっているため、現在は開発を中断し安全確保を最優先として動いているそうです。
この『S.T.A.L.K.E.R. 2』というゲームは奇しくもあのチェルノブイリを舞台にしており、そのチェルノブイリの立ち入り禁止区域に潜むクリーチャーや謎に挑むといった内容です。
本来であれば今年(2022年)の年末近くに発売予定だったのですが、今回のウクライナの状況からゲーム開発どころではなくなってしまったそうです。
こちらのゲームを楽しみにしていた方は世界中にいるようなのですが、なんともやりきれないですね。
僕は普段はFPS系のゲームをやることはほぼ無いのですが(3D酔いしてしまうため)、こんな形で世界の人たちが楽しみにしていたゲームの開発が止まってしまったというニュースを聞くと、いちゲームファンとしては「なんでこんなことに……」と思ってしまいます。
開発者の方によると、
「我々がゲーム開発をやめることはなく、必ず戻ってくる」
とのこと。
ともかく今はこの方達やその他従業員の方の安全を祈るのみです。
本件につきましては以下のサイトやその他で詳しく書かれています。
気になった方はぜひそちらでも今回の経緯などを見てみてください。
色々なところ、様々な分野に影響を与えている今回のウクライナとロシアの問題。
なるべく良い形で早期終結してほしいですね。