「待ってちゃだめ、動いてなきゃ」 漫画「アニメがお仕事!」より
「その奇跡をつかむには待ってちゃだめなんだよなあ」
「動いてなきゃ」
もうけっこう古い漫画なのですが「アニメがお仕事!」という漫画があります。平成16年初版だからもう15年以上前ですか。
作者は元アニメーターの石田敦子さん。主に90年代に活躍されていた方ですね。髪の毛のハネ方に特徴のある絵を描かれる方で、当時アニメ雑誌などを見ていた方には、その絵に覚えがあるかと思います。
主人公はアニメーターをやっている姉弟の二人。アニメの制作現場を舞台に進んでいく物語ですが、どちらかというと人間ドラマの方が主になってきますのでけっこうドロドロしたところも多く、しんどい場面も多い漫画です。
アニメの制作にデジタルが入ってくるより前の物語なので、今の制作現場とは違う部分もあるのですが、それでも「アニメ業界にはこういうこともあるんだ」と知ることもできます。
さて、今回の記事冒頭のセリフはこの「アニメがお仕事!」からのもの。
このセリフは…響きますね。
自分の周りの状況がいまいち良くないとき、何かがキッカケで好転してくれないかと思ってもただ動かずに待っていたのでは、ほとんどの場合は何も変わらないんですよね。
動いた結果、「やっぱり間違いだったかも?」「あっちじゃなくて、こっちをやっておくんだったーっ」と後々思うことはあるかもしれません。
でも動いた分、無駄になるということはないと思うんですよね。少なくとも「間違ってた」と気付くことは出来ています。これが動かずにいると、何も変わることなく、何も気付くことなくただただ時間が過ぎていくだけです。
同じ後悔するにしても、「時間はあったのに!あの何もやってない時期にこれをやっておけば良かった!」という後悔はできればしたくないものです。
自分が今やっていることが、自分のために「合っている」か「間違っている」か、そんなことはすぐには分かりません。時間が経ってから形になることだってあるし、後々になってから気付くことだってあります。
結果がどうなるか分からないけど、今は何か動こう。そんなところから僕はこのnoteを書き始めました。
このことが自分に直接プラスになっているかどうか分かりません。
それでも、ただ待っているよりは動きたかったんです。
2022年も3月になりました。
これまで寒くてちょっと動きが鈍ってた人も、そろそろ暖かくなってきて何か活動し始めたくてウズウズしてくるのではないでしょうか。
やってみたいことがあるなら動いてみましょう。
待っているだけよりは、きっと何かあるはずです。
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