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まずはコレ!初めてでも楽しめるジャムセッションの定番曲リスト

こんにちは!ギタリストの飯田正樹です。
今回は「ジャムセッションでは定番曲と呼ばれるものを事前に知っておくと安心だよ」というお話をしてみたいと思います。セッションに参加すると、知らない曲ばかりで「えっ、なにこれ!?」と焦ってしまうこともあるかもしれませんよね。実際、僕もそうでした。でも、よく演奏される“定番曲”をちょっと押さえておけば、ぐっと参加しやすくなりますよ。


ジャムセッションの定番曲ってどんな曲?

セッションの“定番曲”とは、いろんなプレイヤーに親しまれ、よく演奏されている楽曲のことです。たとえば以下のような曲は、さまざまなジャンルのジャムセッションでも頻繁に登場します。

  • Chameleon(Herbie Hancock)
    ファンキーなリフが印象的なジャズ・ファンクの名曲。ソロを弾きやすい構成で、セッションではよく使われます。

  • Isn't She Lovely(Stevie Wonder)
    ポップス界の巨匠スティービー・ワンダーの名曲。明るくキャッチーなメロディなので、初めての方にもとっつきやすいです。

  • Cissy Strut(The Meters)
    ルーツ・ファンクを代表する一曲。ギター、ベース、ドラムの絡みが気持ちよく、ファンクのリズムを体感するにはもってこいです。

  • The Chicken(Jaco Pastorius)
    ベーシストの神様ジャコ・パストリアスでおなじみのファンキーな曲。ベーシストとしては憧れの曲ですし、他のパートも演奏が盛り上がります。

  • Just The Two of Us(Bill Withers / Grover Washington Jr.)
    AOR好きやジャズ系の方からも人気の一曲。心地よいR&Bテイストで、スムーズに演奏しやすいのが魅力です。


定番曲を押さえておくメリット

  1. 「知らない曲ばかり…」という不安の解消
    セッションに行って、見たことも聞いたこともない曲ばかり演奏されるとかなり焦りますよね。でも定番曲を数曲でも“知ってる”“なんとなく弾いたことがある”というだけで、心に余裕が出てきます。

  2. 演奏の流れをつかみやすい
    定番曲は各楽器パートがやるべきことや、ソロの回し方が比較的共有されていて、初めて一緒に演奏するメンバーでもスムーズに合奏しやすいです。

  3. コミュニケーションを円滑に
    定番曲はみんながある程度頭に入っているので、曲の進め方やキー設定など、ちょっとした打ち合わせだけで「じゃあやってみよう!」となりやすい。演奏が始まってからも、「あ、このフレーズでソロに行くんだな」といったコミュニケーションが取りやすいんです。


どうやって定番曲を覚える?

  • 好きな曲を中心に聴く・弾いてみる
    「Isn't She Lovely」なら耳なじみがあるから始めやすい、など自分が好きな曲・聴き慣れた曲から入るのがオススメ。曲に愛着があると覚えやすいです。

  • キーやコード進行をざっと把握
    全部を完璧に覚える必要はありませんが、「この曲はキーが○○で、よくあるII-V進行が使われている」など、大まかな骨組みを知っておくとセッションで迷いにくいです。

  • セッションに飛び込んでみる
    とにかく実践がいちばんの早道!最初は弾けなくても焦らないで大丈夫です。周りをよく聴きながら弾いてみると、体で覚えられることも多いですよ。


まとめ

ジャムセッションは、「見知らぬ曲をいきなり演奏する」というハードルの高さから、初心者の方は怖がりがち。でも、定番曲をちょっとでも知っていると、「あ、これ聴いたことある!」とすんなり参加しやすくなります。自分が興味を持てそうな曲からチェックして、ぜひセッションの世界に飛び込んでみてくださいね。知らない曲ばかりじゃないって分かるだけで、セッションの敷居はグッと下がりますよ。

僕が主催するセッションイベントについて

僕が月に1度、大塚のライブバー、LIVE × BAR ○で主催しているセッションイベントでは、初心者やセッション未経験の人でも安心して参加できる仕組みを大事にしています。セッションの日程については、イベントの公式Instagramや、僕のX(旧Twitter)で随時お知らせしています。初心者の方、セッションに慣れていない方も大歓迎!ぜひお気軽に遊びに来てくださいね!みんなでセッションやお話しをして楽しみましょう!

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