悩みの解決の仕方
2023年1月29日㈰
先週は今までイライラしていたことに自分的には大きなアクションを起こした。
イライラの原因は職場のスタッフのさぼりのせいでこっちの負担が増えているという、かなりしょうもないといえばしょうもない問題だった。「なんでこんなくだらないことで自分が悩まなきゃいけないのか」とさらに落ち込んで涙まででてきた。
ようやく昨日ひとまず一件落着したので、今回の経緯を記しておこうと思う。
悩みの解決までのステップは3つだった。
1.身近な人複数人に自分がイラついた出来事について話す。
2.何人かに言われたアドバイスを受け入れる。
3.自分の感情を乗り越えて行動に移す。
一つずつポイントをお話したい。
1.身近な人複数人に自分のイラついた出来事について話す。
私はあまり人に頼ったりするのが得意ではないので、まず自分で解決策がないかと探す努力はしている。今までの人にイラついたときの対処法は「そいつと縁を切る」だった。しかし今回に関しては、もう5年くらいバイトを続けていて院長も仕事の内容も自分に合っているしこれからも大事にしていきたい職場だったから辞めたくはなかった。
まず愚痴をきいてもらったのはお姉ちゃんだった。お姉ちゃんも歯医者で女性スタッフとの関係に悩んだ時期があったので、とても親身にきいてくれたし、味方になってくれた。次にお母さん。お母さんはあなたが人にイライラしているなんて見たことがないと心配して、そんなに嫌なら我慢することないと励ましてくれた。そして自分でも意外だったのだが、職場で月に数回きてくれる矯正科の女医さんにも話すことになった。あまりいい話ではないからわざわざスタッフの愚痴を言うつもりもなかったが、自然と問題の子の話になり、それはおかしいです、と言ってくれた。自分がおかしい、と思っていることはたいていほかの人も思っているものだとあらためてわかった。
2.何人かに言われたアドバイスを受け入れる。
これは愚痴を愚痴で終わらせないためにとても大事なことである。
よく恋愛相談をして元彼の愚痴や良い出会いがないと散々いったあげく、こっちがいくらアドバイスをしても「でもだって」と言って結局変わらない女の子たちを見てきたから、まず素直にきくべきだと思っている。素直に「そうなんだ」と受け入れることで、また相談にのってもらう機会につなげることもできる。愚痴をきいてもらった3人からのアドバイスは2つだった。
①院長に相談する
②しっかり休んで心の余裕をもつ
院長に相談しようか、とは自分でももちろん思っていたが、自分の考えすぎかもしれないし院長を不快にさせてしまったら、と不安がよぎってずっと躊躇っていた。話をきいてもらった3人から全員に後押ししてもらえて、自分は間違っていないと自信をもつことができた。
しっかり休んだほうがいい、はとくにお母さんから言われた。今までずっと頑張ってきたんだからこのあたりでゆっくりしてもっと好きなことしたら?とほとんど初めてお母さんに言われてうるっときてしまった。
3.自分の感情を乗り越えて行動に移す。
1→2→3に向かうにつれてハードルは高い。
女医さんと話した2日前に院長に話をしようと決意はしたが、昨日の出勤は朝から心臓がバクバクしていた。言うなら昼休みの前だと思っていた。午前中の診療の途中何度もイメトレをしたが、直前までやっぱり言うのはやめようか、なんで私がこんなに緊張して不安で嫌な感情にならなきゃいけないのかと悔しくなったりしたが、ここで負けてはいけないと何度も自分にいいきかせた。午前の診療おわり、いまだ、とぐっと強い気持ちで院長室をノックした。前日にお母さんと話したのが予行練習になっていたようで、思った以上にスムーズに話せたし、最終的には院長に「ありがとうございます」と言われた。やっぱり院長は神だった。辞めるって言わなくてよかった。
午後からはふつうに仕事をこなして、夜は誘われてたクラブにでかけて、結局4時まで飲んだ。気力を使い果たしたのと安堵の気持ちも相まって、久々にシャンパンを飲んだ体は夕方まで起きれなかった。あんなに頭から離れなかったイライラが、昨日の夜中以降ほとんど思い出さなかったのは音楽とお酒のおかげだけではない。
あまり人に頼ろうとせずに生きてきた自分が、ちゃんと相談して助けてもらえたことに感動したし、心から感謝の気持ちでいっぱいになっている。今週からはちゃんと仕事しようっと。