アパレル企業とクリーニング屋の関係
仕事上、アパレル系の企業とのお付き合いが多いのですが、アパレル企業の販売員は『クリーニング』に対してそれなりの知識を持っています。
新入社員の頃から、「洗濯に関しては勉強しておこうね」と言われまくるので誰もがある程度の知識は有しているわけです。
それこそお客様に間違った知識を伝えてしまうと、色落ちや色移りなどの原因になってクレームに発展することもありますからね。
そんなアパレル業界とクリーニング屋(業界)の関係は、言うまでもなくものすごく密接なものです。
服も売って終わりではなく、長く使ってもらうためにメンテナンス(自宅での洗濯や店でのクリーニング)が必要ですし、クリーニング業界からしても洋服がなければ商売になりません。(布団等は除いて話してますが)
なのですが、実際のところはお互いがお互いそれぞれで頑張っているんだなーという感じがします。
アパレル企業はクリーニングの知識をつけていて、クリーニング業界も新たに生まれる素材や生地の知識をつけていて…
そこに技術が乗っかってくるわけですが、情報交換等々はされていてもそれ以上のことにはなっていないのです。
とてももったいない状況が続くこの2者について、少し考えてみたいと思います。
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たまたまなのですが、僕の母親は現在クリーニング店の店長をしています。
クリーニング店で働き出したのは確か僕が20歳になる前くらいだったと思うので、もう20年くらいのキャリアになります。
母親は僕の接客の師匠でもあるので仕事の話をする機会もあるのですが、クリーニング店も大変そうです。
お客様対応はもちろんのことですが、個々のお客様に対しての営業をしなければならないことも多く、予算や売上といつも戦っています。
で、会社全体の話もすることがありますが(家族とはいえ常識の範囲内でですけど)やっぱり会社のやり方というか方針のようなものはずっと変わっている気配がありません。
常に、個のお客様とどう付き合っていくかが念頭にあって、包括的な視点は無い感覚を受けるのです。
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