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綿帽子 第二十七話

『残酷な向日葵が並んでいる』

元々厳しい残暑のおかげで季節外れに華々しく咲いていた向日葵だ。

それでも希望を胸に抱きながら歩き続けている自分にとっては、明るい未来の象徴の様に心和む存在だった。

まるで焼け爛れた様なその姿の前で、俺はしばらく立ち止まっていた。

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2,060字
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綿帽子というタイトルで書き綴っているエッセイです。 「親子とは何か?自分とは何か?」 永遠に答えが出なさそうで、案外知っていたりする事実を…

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