転がる意思
なんとなく狭めていた希望職種を今一度、広げてみました、関仁 です。
なんらかの意思を持って決めていた職種でしたが、思いもしなかった職種や昔に憧れていた職種、希望の働き方、企業に求める条件など、仕事に対する志望を書き連ねてみました。
そんな仕事もいいね! この仕事は聖職でやりがいありそう! と否定をあまりせずにコロコロと自分の思考を遊ばせました。
そうするなかで、再確認したことがあります。
仕事をする上で、リモートワークあわよくば遠隔リモートワークができることを強く望んでいることに。
ひとつの土地に縛られて生活したくない。
自由に行き来したいし、"好き"という意思のもと土地に定着したい。
サラリーマンだから仕方なく、会社の意向に沿って定着するという生活の仕方が嫌だったのです。
そういう生活スタイルが嫌。というよりも、そうやって納得しようとしている自分が嫌。その会社に入ったのも自分の意思で、転勤先も予想できる範疇なのに、まるで会社のせいにする心の姿勢が嫌だったのです。
なんでだか、すっかり忘れていました。
環境のせいにする奴。土地が合わなかったらヨソに行く奴。
そう思われたら困るので、書類選考で複数社を落ち続けたあたりから職務経歴書からもその文言は消しました。
その甲斐あって書類選考を通過し何社か面接を受けました。面接のために作った動機も嘘ではないけれど、しっくり来ずに発していました。
喉の奥から上がって来る言葉たちが、気道・食道おかまいなしに引っ付いてズルズルと抵抗しているような、妙な感覚に襲われたのを覚えています。
志望職種を拡張していく中で、絶対にやりたくないと思ってた、前職に近い職種を紙の上に書き出した時に、そんなことを思い出せました。
ただ、その観点で業界や職種を探してみると、未経験での応募は見つかりません。
私にとってすごく魅力的な働く環境が整った会社もありましたが、経験者での募集でした。。。
今後、遠隔リモートでの職種や企業は増えるかもしれません。
魅力的に見えた企業が数年後に事業拡大に伴う社員増員をはかるかもしれません。
そのときに、備えて経験を積む。という形で職種や企業を探すというのも在りだと感じました。
職探しをしている中で、自分が将来にわたり、やりたいことの候補が見えて来ました。
私の得意な仕事は、丁寧さや慎重さが活きる仕事だと考えてますが、思考と行動はローリング・ストーンでありたいな、と思います。
2022/10/24
せきひと