「たけしは死にました」発言で大炎上した爆笑問題・太田光がフワちゃんの炎上騒動に我が身を重ねる理由
爆笑問題・太田光が、フワちゃんのやす子への悪口投稿による炎上騒動を受け、自身のニッポン放送系のラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』に出演した時の批判について語っていた(*1)。
「あれも変な話だよね、ニッポン放送も急にクビにしやがってよ。全然納得いかないだけど、あれ。だって、フワちゃんは別にさ、あれミスだろ?あんなの。まぁたしかにね、不適切ではあるだろうけど、あんなもんはさ」
「結局ね、あれ裏だったのをミスで上げちゃったっていう。まぁフワちゃんの言い分だよ。それだとすればね、別にね、オールナイトだってそういうことを釈明する余地ぐらいは、与えたっていいじゃない、別に」
8月4日、Xでの芸人のやす子に対する悪口投稿が行われ、5日に生出演予定だった『フワちゃんのオールナイトニッポン0』は放送を休止し、9日にはニッポン放送側から降板が発表された。
つまりが騒動後、フワちゃんは放送で弁明する機会が与えられず、そのまま降板させられることになった。このことについて太田は、「釈明する余地ぐらいは、与えたっていいじゃない」と発言しているわけである。
手のひらを返したニッポン放送への批判
「でも、なんかLF(ニッポン放送)のコメントで言うとさ、『私たちはそういう人道に反することはやりません』みたいなことは言ってるけどさ、お前ら散々俺たちも含めてだよ、散々それを面白がってきたろ?」
「でも、オールナイトニッポンでも、フワちゃんの普段の言動にツッコミを入れる、みたいな。『あれは良くない』とかね、呼び捨てにして良くないとかなんとかって。ああいうコーナーをやって、面白がってたんだよ。面白がってたのに、それがさ『私たちは…』って、もういかにも清廉潔白みたいな顔しやがってさ」
ニッポン放送は公式サイト内で、「ニッポン放送では他者を尊重しない 誹謗中傷する行為は決して認めることができないと考えております。フワちゃんの今回の不適切な投稿は番組外での発信ではありますが、当社の考え方に著しく反する」としている。
「あれは本当に俺はあの…たけしさんの代役やった時に、『やれ!やれ』っつって、散々やって、明くる日怒られたらさ、『なんてことしてくれたんだ』って。あの時のニッポン放送を思い出したね、俺は」
「あの時、たしかに俺らもフリーだったんだよ。いや、だから後ろ盾がないとああなるんだなっていうのはよく分かるよ。まぁ、世の中そんなもんだよな。でもな、しょうがないよな」
炎上騒動が起きるまで、フワちゃんの言動やキャラクターを面白がっていたにも関わらず、まさしく「手のひらを返す」かのような発言に、太田は納得がいかないということのようだ。
その背景として、太田自身も「乗せられて調子に乗り、批判されたらはしごを外される」という経験をしている。それが、1990年10月26日放送の『ビートたけしのオールナイトニッポン』での出来事である。
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