世界は数字で出来ている

「世界は数字で出来ている」「ラジサマリー」のnote版です。過去記事の芸人さんたちの発言を中心にまとめてご紹介しております。基本的には月曜・木曜更新です。

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西加奈子がかつて指摘した「オードリー若林の特性」と、その特性が才能として開花した『あちこちオードリー』

2024年11月20日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、未だに「人見知り」であったり「陰キャ」扱いをされることで戸惑ってしまうと語っていた(*1)。 「もう俺、46で娘いるんすよ。で、なんか未だに陰キャの帝王みたいな。その時に、イメージがあるけど、俺、もう結構パパ友と喋れるよ、みたいな」 「初対面の人でもってなってくる。でも、ガッカリされません?なんかもう『さすがにもう、陰キャじゃないです』とか言っても、『いや、そ

    • オードリー若林、『オードリーのANN』と漫才で「ボケとツッコミ」の立ち位置が変わる「苦肉の策」での理由

      2022年11月2日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』で、さらば青春の光がゲスト出演していた。そこで、さらば青春の光・東ブクロがオードリー・若林正恭に対して、ラジオと漫才でのキャラの違いについて質問をしていた(*1)。 若林の「俺たちは年とった方がやりやすい、漫才が。より、みんなの手垢ベットベトのをやった方がウケたりするのよ。だから、楽になったね、大分」という発言を受け、東ブクロは「でもオードリーさんは、ラジオとやってるキャラ、漫才と違うじゃないですか。その辺

      • 石橋貴明が「テレビ界からの戦力外通告」を受けてから6年後、「とんねるず THE LIVE」開催を決意した理由

        2024年11月12日放送のCBCラジオの番組『むかいの喋り方』で、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が、「とんねるず THE LIVE」を振り返りながら、次のように語っていた(*1)。 「『情熱大陸』とかでも、貴さんが出てた回を僕ら見てましたけど、『テレビから戦力外通告を受けた』と。ご自分でそれを言うって、まず凄い。あんだけのトップランナーが一回、それを認めちゃうというか。別に周りは思ってないんですけど、それを自分で言い、YouTubeを始めて」 「戦力外通告」発言は、20

        • 爆笑問題・田中が称賛された、『サンデー・ジャポン』で貧血で倒れそうになった吉田明世アナへの神対応の真相

          2024年11月11日放送のフジテレビ系の番組『めざまし8』で、小室瑛莉子アナウンサーが生放送中に徐々に倒れて谷原章介が「大丈夫?」と声をかけて支えるというアクシデントが起こった。 岸本理沙アナウンサーが代役を務める中、貧血で倒れたという小室アナの状態について、「今は落ち着いております。ご安心ください」と谷原は伝えていた。 番組生放送中にアナウンサーが倒れるという同様のハプニングは起きており、2017年10月29日放送の『サンデー・ジャポン』の中で、当時TBSアナウンサー

        メンバー特典記事

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          山里亮太、『DayDay.』で自らの思いや「朝の情報番組の理想像」を押し殺して耐え忍ぶ「試練」の日々

          2024年11月6日配信開始のYouTubeチャンネル『東野vs』の動画で、南海キャンディーズ・山里亮太が出演していた。撮影日は第50回衆議院議員総選挙のあった10月27日の翌日である。 東野幸治に「今日だから、実は選挙の次の日なんで、やっぱり石破政権、かなりダメージ。自公が議席を大幅に減らすっていうニュース、たっぷりやったんですか?」と質問されて、『DayDay.』で放送した内容について、山里は答えていた。 「今日は、海老名のサービスエリア、お土産人気ランキングです。…

          山里亮太、『DayDay.』で自らの思いや「朝の情報番組の理想像」を押し殺して耐え忍ぶ「試練」の日々

          麒麟・川島明、『ラヴィット』開始当初に批判してきた「先輩芸人4人」に抱いた根深い恨み

          2021年5月16日放送のTBSラジオの番組『川島明のねごと』の冒頭で、麒麟・川島明がTBSの朝番組『ラヴィット』の視聴率について言及していた。 「『ラヴィット』って言ったらね、ネットニュースではちょっと数字がどうこうとか言われて、色んな記事で。それはもちろん僕も見ていますし。まぁでも、番組が立ち上がったところやし、ちょっと長い目で見てって思いながら」 川島のこの発言は2021年5月のものであり、『ラヴィット』は同年3月29日にスタートしている。朝の番組でニュースを一切取

          麒麟・川島明、『ラヴィット』開始当初に批判してきた「先輩芸人4人」に抱いた根深い恨み

        記事

          山里亮太、『DayDay.』で自らの思いや「朝の情報番組の理想像」を押し殺して耐え忍ぶ「試練」の日々

          2024年11月6日配信開始のYouTubeチャンネル『東野vs』の動画で、南海キャンディーズ・山里亮太が出演していた。撮影日は第50回衆議院議員総選挙のあった10月27日の翌日である。 東野幸治に「今日だから、実は選挙の次の日なんで、やっぱり石破政権、かなりダメージ。自公が議席を大幅に減らすっていうニュース、たっぷりやったんですか?」と質問されて、『DayDay.』で放送した内容について、山里は答えていた。 「今日は、海老名のサービスエリア、お土産人気ランキングです。…

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          東野幸治、芸人として「天下獲り」の戦線から離脱するきっかけとなった「ダウンタウン」という存在

          2024年10月27日配信開始のYouTubeチャンネル『東野vs』の動画で、東野幸治がキングコング・西野亮廣との対談の中で、「天下」について語っていた(*1)。 「57、もう終わりやろ、60で終わり。で、なおかつまぁ自分で番組やんのもよし、なんかそういう、言うたら大御所枠のところで、ひな壇でドンって座るみたいな。それしかもうないやろ」 「天下とってないのに、仕事やってるって前例ないのよ。さんまさんとか、ダウンタウンさんとか、みんな天下とってんのよ。俺だけやで。何にもとっ

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          爆笑問題・太田が2021年選挙特番で大炎上した理由、そして翌年の再登板で大幅なシフトチェンジをするに至った理由

          2021年10月31日に第49回衆議院議員総選挙が行われ、TBS選挙特番で爆笑問題・太田光がスペシャルMCとして起用された。 正式な番組タイトルは『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』であり、時事ネタ漫才を主軸にする爆笑問題の太田が政治家に斬り込むことを期待した内容となっていると思われる。 実際、太田は岸田文雄元総理や二階俊博議員ら、与野党問わず、様々な角度から質問をしていた。ところが、その質問や太田の態度が「失礼である」と大炎上することになる。生放送中、その

          爆笑問題・太田が2021年選挙特番で大炎上した理由、そして翌年の再登板で大幅なシフトチェンジをするに至った理由

          オズワルド伊藤がライブに出演できなくなった理由の公表が、「吉本興業からNG」を出されてから真相が明らかとなるまでの1ヶ月

          空気階段とオズワルドの2組のライブ「沖縄蟹」が、10月12日に開催された。そのライブに急遽、オズワルド・伊藤俊介が出演できなくなる可能性があると、2024年9月16日放送のTBSラジオ系の番組『空気階段の踊り場』の中で、空気階段の水川かたまりが次のように語っていた(*1)。 「我々とオズワルドのツーマンライブを定期的に開催してるんですけど、いろんなところで。今回の『沖縄蟹』は、伊藤は諸事情によりいないですけれども。沖縄お住まいの方もしよかったら、10月12日にありますんで、

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          ナイナイ矢部浩之が岡村隆史から「距離をとる」ことを選び、『ナイナイのANN』を降板するに至った理由

          ナインティナイン・岡村隆史が失言による大炎上騒動を引き起こし、2020年4月23日、生放送であるニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』に臨んだ。 冒頭から、いつになく低く重苦しいトーンで岡村は「僕の発言によって、たくさんの人たち、特に女性の皆さんに不快感を与えたことについて、まずは心から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪していた(ナイナイ岡村隆史、大炎上で窮地に追い込まれたまま迎えた緊迫の『ナインティナインの

          ナイナイ矢部浩之が岡村隆史から「距離をとる」ことを選び、『ナイナイのANN』を降板するに至った理由

          ナイナイ岡村隆史、大炎上で窮地に追い込まれたまま迎えた緊迫の『ナインティナインのANN』生放送

          2024年10月16日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が、当て逃げ事件での活動自粛中、ナインティナイン・岡村隆史が支えになってくれていた、と語っていた(*1)。 オードリー・若林正恭に「お友達多いじゃないですか。誰か、(活動自粛中に)聞いてくれたんすか?」と質問され、藤本は次のように答えている。 「やっぱ、岡村が結構。岡村もちょっと、あったやんか。ああいうことある人は、ちょっと気持ちが分かってくれるというのが。

          ナイナイ岡村隆史、大炎上で窮地に追い込まれたまま迎えた緊迫の『ナインティナインのANN』生放送

          ラブレターズ、「キングオブコント卒業」を意識する中で掴み取った出場17回目での優勝

          2024年10月12日開催のキングオブコント2024決勝で、ラブレターズが優勝した。その3日前に配信開始となっていたニューヨークのYouTubeチャンネルにラブレターズが出演し、溜口佑太朗は次のように語っていた。 「去年で7年ぶりって色々持て囃されて。そこは嬉しかったけど、でも、この1年でなんかバラエティ番組とかも、普段出ないやつを出させてもらったりとかで。もうなんか出がらし状態」 「『7年分のやつはもう出し切りましたね、はいOKです』っていう。もう分かりました、みたいな

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          オードリー若林がかつて『あちこちオードリー』で衝撃を受けたノンスタ石田の発言

          テレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』で、2024年10月30日にNON STYLEが出演予定となっている。その番組収録を受けて、2024年10月9日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』の中で、テレビプロデューサー・佐久間宣行が次のように語っていた(*1)。 「ノンスタ、そんなこと言うんだみたいなことが起きたのが、ちょっと面白かったですね。やっぱノンスタとオードリーってもう2008年からの付き合いなのよ、M-1からの付き合い

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          さらば青春の光は事務所移籍ではなく何故「個人事務所設立」という茨の道を選んだのか?

          2024年10月3日放送のテレビ朝日系列の番組『アメトーーク』持ち込み企画プレゼン大会の中で、さらば青春の光・森田哲矢が、「個人事務所芸人」企画をプレゼンし、自身らが松竹芸能を退所した時の状況について語っていた。 「なぜ事務所を辞めたのか。そして、辞める時どれぐらい揉めたのか。やっぱり、赤裸々にしといた方がいいんじゃないか、と。辞めるってことは、揉めるってことなんですよ」 「じゃあ、もう僕から言います。どのぐらい揉めたのか。僕らが松竹芸能から辞める時に、公式の文章。ネット

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          爆笑問題、テレビ界から「干されていた」時期に逆風を追い風に変えてくれた山藤章二のNHK新人演芸大賞での評価

          2024年10月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』の中で、爆笑問題・太田光が、1993年にNHK新人演芸大賞を受賞した当時のことについて語っていた。 爆笑問題は、1990年に太田プロから独立し、その退所が太田プロとの間に禍根を生んでしまい、結果「テレビ界から干される」ことになってしまっていた。事務所移籍問題による影響で「NHKとテレ東しか使ってくれない」状況の中、爆笑問題は太田光代社長とともに「タイタン」を設立し、1993年はまさに巻き返しを図ろうと

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          オードリー若林と東野幸治がかつて語っていた「天下を獲る番組MC論」と現在求められるMC像

          「番組MC」とはどのようにあるべきか。その問いに対して、オードリー・若林正恭はかつて、2022年10月26日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』の中で次のように語っていた(*1)。 「俺はある種の…天下とるっていう言葉はちょっともしかしたら古いかもしれないけど、自分のお笑いの教科書強い人が、結局芯をとるじゃない。それは、教科書を押し付ける力だと思うの、現場に」 「強い人が、その時代の天下をとるんだと思う。お笑いのルールを、自分のルールにしちゃう人。それはね、や

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