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ビートたけしの一言で『THE MANZAI』収録現場に緊張が走った、「ミキの漫才酷評事件」の顛末

2022年12月、芸人たちの間で大きな話題となっていたことがあった。『THE MANZAI』の収録現場で、とあるコンビがビートたけしに「うるせぇだけで、言ってることが一つも面白くねぇな」と酷評されたのだという。

その噂について、メディアで最初に触れたのはおぎやはぎである。さすがにコンビ名については明かしてはいなかったが、12月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』で、おぎやはぎ・矢作兼が「収録の時にさ、たけしさんって基本的に全員褒めてくれんの。褒めてくれるんだけど。すげぇ今回、貶した(けなした)のが一組いたの」と語っていた(*1)。

そのあまりの貶しように、矢作は本人たちもネタにできると思ったのか、「よかったねぇ(笑)」と声をかけたが、そのコンビは「よくないですよ!」と反応し、落ち込んだ様子で帰っていったのだという。

さすがに放送されなかったビートたけしの酷評コメント

ビートたけしによる酷評コメントは、さすがにオンエアされなかった。そのことについて矢作は、「俺からしてみたら、使ってくれた方が面白いのよ。…使った方が美味しいかなぁって色々思ったけど、結果使われなかった」と発言している。

なお、なぜおぎやはぎがビートたけしのコメントの詳細について知っているのかというと、矢作は「(酷評されたコンビは)俺らの出番一つ前よ。オンエアは違うけど、収録ではね」と、直前に漫才を披露していたため、その場面を目撃したと明かしている。

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