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ミシュランの星が多い三大都市

"フランスのタイヤメーカーであるミシュランは、ミシュランガイドと呼ばれる旅行ガイドブックを発行しています。

レストランやホテルの評価を星で表しており、最高ランクが三つ星になります。以前は欧米を中心としたものでしたが、2007年に初めて東京版が発売されました。

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その後、京都・大阪・北海道・広島・福岡・佐賀といった都市も加わっています。横浜・川崎・湘南といった神奈川を中心とした都市や富山・石川エリア、熊本・大分、奈良などの特別版も販売されました。

ミシュランの星を多く獲得している都市を挙げると、やはり何といっても東京が第一位になります。三つ星・二つ星・一つ星を獲得したお店の数は、230軒にものぼります。

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この数字は世界の都市の中でも群を抜いており、第二位であるパリと京都の2倍の数になります。三つ星を獲得したお店も13軒と世界でもトップになっています。

東京には3000万もの人口が集中しており、日本の首都なので国内外から多くの人が訪れます。政治や経済、文化の中心地でもあり、飲食店の数も16万軒と数多くのお店が揃っています。和食や日本食を始めとして、世界中のあらゆるジャンルの飲食店が豊富にあります。

東京がミシュランガイドに登場すると、世界でも最大の洗練された飲食市場として世界でも注目されました。

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日本で東京に次ぐ都市となったのは、京都になります。ミシュランの星を獲得したお店は104軒で、パリと並んで第2位の地位にあります。

それから大阪も僅差で第4位になりました。大阪の星を獲得したお店の数は、99軒となっています。日本の都として長く繁栄してきた京都では、伝統的な和食店や旅館が数多く星を獲得しました。

伝統を受け継ぎながら独自の進化を遂げてきた料理が評価されています。また、大阪は商人の中心地であった歴史があり、新しい物をどんどん取り入れてきました。それが食文化にも現れており、シェフの独創性が感じられるお店が多数評価されています。"

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