誉れ

ひとりであるとかそうでないということとかは最早どうでもいい ただひたすらにままあるままとしかありえないからだをふつかも洗っていない ひそやかな寝息が聴こえる 果てはまだ 減るものでもない広々としたからだを僻地のひとみに映したくないしさわれないままさわりたい 皮脂べたつく日はるか誠を歌いたい はなさないで 表音文字ばしりループからバイパス どこにあるのそれ知らない初・ハート へこたれないで ここにいて 愛おしい人はそうやって滑走路から夢見るままにとびたってしまって ヘリウム風船の唄 ひどくこわい なじ ねじ込み 変なはなし むかしむかしあの子はひとりでうたっていまひた

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