ロジカルシンキングの「前提」って大事
なんとなく
聞いたことのある
「ロジカルシンキング」
一般に
ロジカルシンキングは
「前提を置き」→「推論を働かせ」→「結論に至る」
という筋道を辿ります。
《 前提って何よ? 》
ある物事が成り立つために
あらかじめ満たされてなければならない
条件のこと。
《 推論って何よ? 》
分かっていない事を推し量って論ずること。
学問上の用法では
何らかの論理規則に基づいて
既知の事柄から未知の事柄を
明らかにすること。
ロジカルシンキングを
上手にいかせている人は
前提の置き方が
優れています。
前提をしっかり置くことができないと
いい結論は導き出せません。
例えで使われることの多い
アリストレテスの三段論法をご紹介します。
大前提:すべての人間は死すべきものである。
小前提:ソクラテスは人間である。
結論:ゆえにソクラテスは死すべきものである。
これが
一般的な内容ですよね。
では
もし、はじめの大前提が
違っていたらどうなるでしょうか?
大前提:すべての人間は不老不死。
小前提:ソクラテスは人間である。
結論:ゆえにソクラテスは不老不死である。
となります。
今現在この意見は
一般的ではないですよね。笑
つまり
「 前提の置き方 」次第で
「 推論の働かせ方 」が変わり
結果「 結論 」も変わってしまう
のがロジカルシンキングです。
それだけ前提というのは
重要なことということです。
では
「前提を置く」上で
重要なことはなんでしょうか?
それは
「 視座を養う 」ことです。
《 視座とは何なのでしょうか? 》
物事をどの位置から捉えるのか?
という物事を見る上での立場です。
・大局的に物事を考えることができる
・相手の立場に立って物事を考えることができる
ってことですね。
視座が低いままだと
あなたの主張だけで
相手のことを受け入れられません。
自分の立場からでしか物事を
進められませんので
「一方最適」で「全体最適」の
考えには至りません。
これでは
個人プレイだけしかできない人に
なってしまいます。
これからの時代
チームやコミュニティがより必要になります。
あなたはその中で活躍できる人でしょうか?
それとも、、、